卒論の山

2013年1月17日

4年生最後の大仕事です。今年は130冊の卒論が提出されました。

フランス文学科では卒業論文を必修として課しています。4年次ゼミの指導教官ともうひとりの教員の計2名で査読にあたるので、ひとりあたり約20冊の卒論を読むことになります。中には40本近く読む教員も。

卒論内容は広くフランス文化に関することで、文学・思想・美術・映画・演劇・歴史・言語・社会と、多岐にわたります。2週間後の卒論審査に向け、各論文の余白に細かなコメントを付すのですが、これがなかなか身体にこたえる作業なのです。わたしたち教員にとっては日ごろの指導の成果が試されるときでもあり、緊張感をもって作業にあたっています。卒論審査後の打ち上げを心待ちにしつつ…。

教員K.S.

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