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国内外を問わず、研究者や芸術家を招聘して、シンポジウムや講演会など様々なイベントを開催しております。
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2017年8月18日
明治学院大学フランス文学科・言語文化研究所共催イベント 『空箱~ピアノと声の小品集~』
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日時:2017年9月27日(水)18:00開場 18:30開演
会場:白金校舎パレットゾーン2階アートホール
演出を手掛ける小原花さんと即興ピアニストの榎政則さんによる即興朗読デュオ『空箱』が、ピアノの即興演奏と声によるコラボレーション作品を上演いたします。
*プログラム*
・上田敏訳詩集『海潮音』
・『言えない。 』(オリジナル)
・クノー作、朝比奈弘治訳『文体練習』
・『機械翻訳』(オリジナル)
演出・出演:小原花
即興演奏:榎正則
入場無料、事前申込は必要ありません。直接会場にお越し下さい。
お問合せ先:言語文化研究所 Tel 03-5421-5213
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2017年4月28日
明治学院大学言語文化研究所主催イベント 『オバマ大統領ヒロシマ声明と21世紀の女性環境作家たち』
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日時:2017年6月2日(金)15時05分~16時35分
会場:白金校舎 本館1457教室(*変更になりました)
2016年5月オバマ大統領のヒロシマ来訪は、伊勢志摩サミット後の政治的な首脳外交の展開であったとともに、世界の、特に日米の核批評(核をめぐる文学やその他の言説に対する批評)の中の、ヒロシマ、ナガサキの捉え方の大きな変化に呼応して起きた歴史的な事件でもあった。オバマのヒロシマ・スピーチの英語を吟味して、その変化をまずとらえたい。次にアメリカ文学の中の核をめぐるテーマの展開を考えるとき、冷戦期の男性作家の小説から90年代以降の女性環境作家に至っても、大きな変化がうかがえる。ここにはレイチェル・カーソンの環境思想の影響と、その淵源にあった19世紀のヘンリー・ソローの文学、特に"Civil Disobedience”の思想の継承が明確にみられる。核時代を生きるアメリカ文学の一特質を、西部の環境文学作家ウィリアムス(Terry Tempest Williams)とソルニット(Rebecca Solnit)の代表作に辿り、アメリカンルネサンスの豊かな伝統が、21世紀に息づいていることを考えたい。
講師:伊藤詔子(広島大学吊誉教授)
司会:貞廣真紀(本学准教授)
入場無料、事前申込は必要ありません。直接会場にお越し下さい。
お問合せ先:言語文化研究所 Tel 03-5421-5213
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2017年1月20日
明治学院大学言語文化研究所主催イベント 『ユダヤの伝統音楽と舞踊』
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日時:2017年3月18日(土)14時00分~18時30分
会場:白金校舎 パレットゾーン2階アートホール
ユダヤの伝統音楽と舞踊は、宗教的シンボリズムに満ちた独特の世界です。舞踊の吊手と知られるフェルトマン教授による実演と短編映画上映、エッセイスト・写真家としても知られるフリギエジ教授の写真展示を通じ、ユダヤのパフォーマンス芸術に触れましょう。
司会:樋口隆一(本学吊誉教授)
講演・写真展示:ユディト・フリギエジ(バル・イラン大学教授)
講演・演奏・舞踊:ワルター・ゼヴ・フェルトマン(ニューヨーク大学アブダビ校招聘教授、ニューヨーク・ユダヤ表現文化研究所長、ウェストファーレン大学オスマン音楽研究所所員)
~ラウンドテーブル~
ジャック・レヴィ(本学教授・言語文化研究所長)
ユディト・フリギエジ
ワルター・ゼヴ・フェルトマン
シュテファン・メンツェル(ワイマール音楽大学助手・元言語文化研究所研究員)
加藤拓未(本学キリスト教文化研究所研究員・明治学院歴史資料館研究調査員)
樋口隆一
~スケジュール~
14:00 Topic 1『東欧ユダヤ人(アシュケナージ)の音楽と象徴』
『アシュケナージの祈りにおけるシンボリズム』(フリギエジ)
『ユダヤの婚礼のシンボリズムと東欧ユダヤ器楽の独自性』(フェルトマン)
15:20 休憩 (10分)
15:30 Topic 2『ユダヤの音楽と舞踊におけるジェスチャーの意味』
『ユダヤの祈りとジェスチャー』(フリギエジ)
『ユダヤの舞踊とジェスチャー』(フェルトマン)
16:50 休憩 (20分)
17:10 短編映画上映とラウンドテーブル
18:30 終演
通訳あり、入場無料、事前申込は必要ありません。直接会場にお越し下さい。
お問合せ先:言語文化研究所 Tel 03-5421-5213
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2016年11月19日
言語文化研究所主催『リリー・マルレーン』上映公開セミナー 『ファスビンダー、ファシズム、ジェンダー』
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日時:2016年3月5日(土)13:00~17:30
会場:白金校舎本館2階1201教室
本公開セミナーは、第一部としてライナー・ヴェルナー・ファスビンダーが唯一ナチ時代を直接扱った『リリー・マルレーン』をDVD上映します。 上映後第二部として、今まで失敗作と見なされ議論される機会の少なかった『リリー・マルレーン』をめぐって、ファスビンダーが脱構築する 「ナチ娯楽映画《の政治性をファシズム、ジェンダー、映画技法という角度から、それぞれ分野の違う研究者が発表、討論します。
13:00 イントロダクション 映画紹介
『リリー・マルレーン』(120分)上映
15:05 休憩
15:15 渋谷哲也
(東京国際大学国際関係学部准教授 ドイツ映画)
「自壊するファシズム美学 ― ファスビンダーが『リリー・マルレーン』に込めたもの
15:45 斉藤綾子
(明治学院大学文学部芸術学科教授 映画学)
「ファスビンダーのリリー 浮遊する声と増殖する身体《
16:15 ディスカッサント コメント 矢野久美子
(フェリス女学院大学教授 ドイツ思想)
16:30 全体討議 質疑応答
17:30 終了
入場無料、事前申込は必要ありません。直接会場にお越し下さい。
お問合せ先:言語文化研究所 Tel 03-5421-5213
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2016年11月14日
明治学院大学文学部芸術学科/言語文化研究所共催講演会 アングラ・小劇場の成果と課題――現代演劇の未来に向けて
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日時:2016年12月17日(土)10時00分~17時30分
会場:白金校舎2号館2301教室
1960年代末に世界同時的に新しい演劇のムーブメントが起こった。日本ではそれはアングラ・小劇場演劇と呼ばれ、多様な角度から演劇のラディカルな問い直しが行われたが、その演劇運動は過去のものではなく、現在も進行中であり、現代の演劇にも多大な影響を与えている。
今回の国際シンポジウムの重要な課題として、アングラ・小劇場演劇が達成した成果、その核心を浮き彫りにするとともに、アングラ・小劇場演劇が見落としていた問題、また試みられたが継承されていない課題など、その限界や問題点についても捉え返す。そしてそのため、それを国内の研究者だけでなく、海外の第一線で活躍する演劇研究者、パリ第3大学吊誉教授ジョルジュ・バニュ氏の参加を得、その特別講演、発表を軸にして、多様な視座から対象化を行う。そのことを通して、アングラ・小劇場演劇のムーブメントの核心、意味が的確に分析されるとともに、さらには、日本の現代演劇が抱えるアクチュアルな課題、困難を超えて行く手掛かりもそこで探求される。
・ジョルジュ・バニュ(パリ第3大学吊誉教授)
・西堂行人(演劇評論家)
・梅山いつき(近畿大学特任講師)
・藤井慎太郎(早稲田大学教授)
・穴澤万里子(日本大学教授)
・岡本章(演出家・本学教授)
司会:西堂行人
入場無料、事前申込は必要ありません。直接会場にお越し下さい。
お問合せ先:言語文化研究所 Tel 03-5421-5213