教員の養成の目標及び当該目標を達成するための計画に関すること

目標

<大学>

 本学は、「基督教による人格教育」という建学の精神のもと、創始者の生涯を貫く理想である「他者への貢献(Do for Others)」を大学の教育理念として掲げ、キリスト教主義教育を実践している。具体的には、1.他者を理解する力を身につける。2.分析力と構想力を身につける。3.コミュニケーション力を身につける。4.キャリアをデザインする力を身につける。5.共生社会の担い手となる力を身につける。これら5つの教育目標を策定し、社会貢献できる人間の育成を目指している。
 教員養成においても、本学の教育理念と5つの教育目標に則し、明治学院共通科目をはじめとする教養教育と各学科の専門性を活かした教員を養成することを目標としてい る。
本学において養成したい教員像は、以下の通りである。
(1)教職に対する使命感、責任感を持っている。
(2)幼児・児童・生徒に対する深い愛情を抱いている。
(3)彼らとの人間関係を構築し、多様なニーズを的確に理解できる。
(4)彼らの成長・発達と学力の伸長を促し、生きる力を育むことができる。
(5)同僚をはじめ家庭、地域、関係機関と連携・協働して教育活動に取り組むことができる

<教職課程>

 明治学院大学は,建学の精神であるキリスト教教育を,"Do for Others"という教育理念を通じて実現しようとしている。教職課程の教育目標は,正にその「他者への貢献」を担える人材の育成を目標とする。
"Do for Others"とは多様な子どもたちとかかわることの中にある。教室の隅っこで佇んでいる子どもに目を配り、大きな愛情を注ぐことのできる教員の育成を目指す。勿論、それは他の多くの子どもも視野に入れてのことである。 一人ひとりが等しくかけがえのない存在として、生き生きとした表情で過ごすことのできるように、学習指導・生活指導・学級経営(学校経営)、それぞれの側面で教員としての資質と知力と技能を磨くことを目指す。

<教育発達学科>

 心理学部の「こころを探り,人を支える」というテーマのもと,教育発達学科では「教育発達学の視点からの教育実践力,及び発達支援力のある人材の養成」を教育目標に掲げている。「教育発達学」は,発達や障害に関するメカニズムの理解を基礎とした上で,系統的な教育システムのあり方について分析的・科学的に探求する教育学,心理学,障害科学を融合した学問である。そこで本学科では,人間の生活全体を視野に入れ,教育発達学を基礎として,多様な現場での体験活動を通して,生涯発達における学校との接点を実践的に学び,現代の子どもをめぐる心理的課題に適切に対処できる教育の原理と方法を学修し,学校教育や生涯学習の場における高い教育実践力,及び発達支援力を身に付けることを目指している。

計画

<大学>

明治学院大学が目指す教員養成の目標達成ために、主軸となる教職課程および教育発達学科を中心に、教員を目指す学生に対し、履修相談および指導から教員採用試験、教員への就職等を一貫してサポートできるように体制整備について計画・検討をすすめている。

<教職課程>

 中学校教諭一種免許状、高等学校一種免許状に関しては、本学では開放制教員養成を行っている。教育職員免許法施行規則第1章第4条、第5条、第6条に基づき、「教職に関する科目」に関しては教職課程が、「教科に関する科目」に関しては各学科が主に担当している。両科目とも、学生の理解度、科目の特性を踏まえ、学年段階に応じて配置している。
 教員養成の目標実現のため、教育心理、教育哲学、教育史、教科教育学、教育社会学等々の多様な分野を専門とする教員を、専門分野が重複しないよう考慮しながら配置している。特に、学習指導力の養成のために、履修者が最も多い社会科、地理歴史科、公民科に関しては専門の教員を1名配置している。

<教育発達学科>

 教育発達学科では、以下の実践をもって目標を達成する。すなわち1.自己理解力・自己コントロール力、他者理解力、関係形成力、他者支援力からなる心理支援力を養うために、カリキュラムの中核に、学科基幹科目を配置する。2.大学内における教育活動と併せて、学外での現場における体験活動を重視した循環型教育システムを実施することにより、心理支援力、発達支援力、教育実践力を修得させる。3.心理支援力、発達支援力を身につけさせるために、心理学科目群、障害科学科目群を配置する。4.教育実践力を身につけさせるために、教育学(初等教育)科目群、障害科学科目群を配置する。