英米児童文学
『アリス』『宝島』『ピーター・パン』『ホビット』『ナルニア』『ハリー・ポッター』あるいは『思い出のマーニー』『ハウルの動く城』など児童文学の名作を取り上げ、時代背景や文化的背景との関連を重視しつつ様々な角度から分析します。
アメリカ小説
19世紀から20世紀のアメリカ文学を、作品が書かれた時代背景や文化についてもおさえつつ、まずは正確に読む(精読する)ことを目指しています。とりわけ、ジェンダーやセクシュアリティ、人種の問題に焦点を当てながら作品を考察します。
イギリス文学批評
イギリスおよび旧植民地(アフリカなど)の文学作品を味わいながら、グループワークを通じて、英語圏の文化をより深く理解するだけでなく、分析力・チームワーク・発言力などを養います。
英語聖書
短いまとまりの英語聖書を正確に読み、語彙・語法・ 表現・文体等を検討し英語力を高めます。文学・芸術で扱われる聖書やキリスト教についての理解を深めます。
アメリカ文化研究
どのように文学史が編まれていくのかという視点から、特定の時代やトピックのアメリカ文学を考察し、正統的な文学史が無視あるいは排除してきたものは何かを検討します。
アメリカ文学概論
主に19世紀に書かれた小説を紹介し、国家独立や南北戦争といった社会の根底的変化の中で、小説が「近代」という問題をどのように捉え、それに働きかけたかを考察します。
音声学
コンピュータによる英語発音の分析、リスニング上困難とされる原因の客観的な解明に加え、世界を視野に入れたWorld Englishesの理解を目指しています。
心理言語学
幼児の言語データを詳細に検討し、先天的な部分と後天的な部分とを言語理論を応用して区別していくことで、幼児がなぜ容易に言語を獲得できるのかを考えていきます。
英語教育実践論
「言語の使用場面」と「言語の働き」について理解し、それらを活用して中学校・高等学校の教室で英語コミュニケーションにおける見方・考え方を育てる授業づくりについて考えます。
Current Topics in ELT
実践的な英語力習得を目指し、双方向コミュニケーションにおいてお互いの意思を尊重しながら相互理解できる「対話型英語力」向上に向け、情報通信技術を利活用した授業を行います。
アメリカ詩
エリオット、パウンド、ウィリアムズなど、20世紀前半のモダニズムと呼ばれる新しい詩を創った詩人たちの作品を読み、かれらが激動する時代にどう関与したかも論じます。
意味論
映画や小説を用いて生きた言語を観察し、言語の文字通りの意味、および話者の意図や文脈が関わる意味とは何か、またこの2つはどのように関わるのかを探っていきます。
イギリス詩
イギリス詩を、中世からロマン主義、モダニズムを経て、現代のポピュラー音楽に至るまで概観します。詩はただ美しいだけでなく、自らの感性や、人間社会を紐解く手がかりです。詩を通して洞察力、英語の表現力を深めることを目指します。
統語論
英語や日本語、さらには世界中のさまざまな言語のデータを用いて、未だに謎に包まれている人間の言語の認知的・生物学的メカニズムの解明に迫ります。
英語教育基礎論
英語教員養成プログラムの導入科目として、言語習得理論や第二言語としての英語(ESL)の教授法を扱います。コミュニカティブな外国語教育に重要であるクラスルームティーチングの方法論も学びます。
アメリカ文学概論
アメリカの音楽と映画と美術に見る価値観や世界観を通して、アメリカ文化を探求します。知識のみならず、多様な形態の文化を客観的に考察できる能力の習得を目指します。
イギリス演劇
イギリス演劇の要であるシェイクスピアに焦点を当て、中世から現代に至るまでの流れを、原文の抜粋やDVDを用いながら、歴史・文化的背景から考察します。
2022年4月1日現在 (50音順)