福祉開発概論
日本の社会、諸外国の社会、国際社会が直面しているさまざまな問題と問題へのアプローチについて学び、人々に優しい社会を開発していくために何が必要かを考えます。また、思考ツールを活用して、開発に向けた思考力の向上を図ります。
社会福祉運営管理論
当事者主体の社会福祉サービスを中心に、従来からの福祉供給組織である社会福祉法人や施設運営の課題を検討します。さらに新しい福祉サービス活動の創設についても考えていきます。
医療ソーシャルワーク論
医療制度の変遷を考察しながら現代のソーシャルワーカーの役割を考えます。後半は医療現場での社会福祉援助に必要な知識、援助方法、倫理を、事例を通して学びます。
社会保障論
医療、年金、労災、雇用保険、介護保険、家族給付等の社会保険に公的扶助、各種社会福祉や民間福祉を含め、広く現代福祉国家の諸問題と解決策を国際比較しつつ紹介していきます。
社会福祉学概論
市場経済の考え方が支配的な現代において、社会福祉の存在意義や公的部門(政府・国家)の役割が問いなおされています。人の暮らしになぜ「福祉」が必要なのかを、歴史や理論、事例や社会問題の検討を通して考えていきます。
高齢者福祉論
超高齢社会における高齢者の暮らしや課題について多角的な視点で検討し、高齢者を取り巻く社会問題や高齢者の特性をはじめ高齢者を支えてきた諸制度の歴史的な展開について時代背景とともに学びます。
ソーシャルワーク1
他者を援助することの意味を考察し、対人援助の技術の拠り所となる援助理論やその体系、ソーシャルワークの基本的枠組みと価値・倫理などについて学習していきます。
ソーシャルワーク3
地域住民による福祉課題解決への主体的な取り組みを支援するコミュニティワークの技術を中心に、一人ひとりの支援(個別支援)と地域社会への支援(地域支援)を組み合わせた支援の必要性と方法など、幅広く学びます。
公的扶助論
私たちは、貧困をどのようにとらえ、解決することができるでしょうか。貧困を解消する政策、実践、支援のあり方を、当事者の声や福祉現場の実際をふまえつつ、検討していきます。
特別支援教育学総論
子どもそれぞれの思いと力の発揮には支援が欠かせませんが、ハンディーのある子どもにはさらに特別な支援が必要です。障害のある子どもを巡る教育的支援について、その理念、制度、教育内容・方法等を学びます。
社会政策論
ソーシャルワークの資源となる所得保障(年金、児童手当、生活保護など)、保健・医療、福祉サービス、住宅など社会政策の諸領域に共通するロジックや課題を学修します。
精神保健福祉援助技術総論
精神障がいのある人々が社会生活の中で感じている生きづらさについて理解を深め、地域の中でその人らしく生活していくために必要な専門的支援の視点と方法について考えます。
ソーシャルワークの基礎
はじめて出会うソーシャルワーク科目として、自分なりに「援助するとはどういうことか」について洞察を深め、次年度の実習に必要な「利用者理解の視点」を得ることを目標とします。
児童福祉論
多くの親が直面する子育ての難しさ、子ども虐待、親と一緒に暮らせない子どもが受ける社会的な養護など、日本が抱えている子どもをめぐる課題について学びます。
ソーシャルワーク2
ソーシャルワークの最も基本的な次元は、個人を対象とした実践です。多様な人びとの尊厳を守るために必要な支援方法や、生活課題・社会問題を捉える視座を学びます。
社会起業論
現在、市場と福祉、営利と非営利の境界が揺らいでいます。そのような境界上で活動する社会的な事業体について、海外の事例も踏まえながら、その特徴や課題を検討します。
社会福祉調査
社会福祉調査の概要と技術について、統計調査や事例調査の特質、標本抽出の方法、調査票の設計、質的データの収集・分析などを実際の調査にもとづいて講義します。
2022年4月1日現在 (50音順)