敵味方の区別なく目の前の命を救うことに全力を尽くす、赤十字の思想。
自らの意志で動く奉仕の精神を受け継ぐ、明治学院大学の教育理念“Do for Others”(他者への貢献)。
奇しくも同時期に創始者のボランティア活動から始まった2つの機関は
この150年、ボランティア精神を社会に広め、実践してきました。
東日本大震災からの復興。高齢化社会への対応。大規模災害への備え。世界の貧困や病への対処。
いまこそボランティアの力を発揮するときです。
人道機関が知るボランティアの力を必要としている人々と、
教育機関が知る社会貢献や成長の機会を得たいと願う青少年たちを結びつけ、
ともに支え合って生きていく社会の実現に貢献します。
若者にボランティアへの参加を呼びかけ、ボランティア精神を広げ、
次代を担う人を育み、人と人をつないでゆきます。
それが、150周年を迎えた私たちの決意です。
2013年4月1日
経済学部「経営学特講(世界市民としての視点:人道、人権、多様な価値の受容)」
日本赤十字社の全面協力のもと、人道・人権・福祉・ボランティア活動に携わっている方をゲスト講師として招いた授業を展開し、本学が目指す人道的価値観、ボランテイア精神に基づく世界市民としての視点について学生たちが実践的に学んでいます。毎回ゲスト講師の熱い体験談や思いが披露され、学生たちを巻き込んで感動的な時間と空間が生まれています。
国際平和研究所 明学赤十字講座
赤十字運動が誕生する背景となった国際政治と国際人道法を学び、赤十字運動をはじめとする人道支援活動の理解を深めていく全15回の講座。本学教員のほか、日本赤十字社からも講師を招きます。学生の履修はもちろん、一般の方の聴講も可能です。
開講スケジュール(国際平和研究所オリジナルサイト)