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【図書館】2018学生選書in Summer~神保町古書店ツアー~実施報告

2018年7月6日

早々と梅雨の明けた6月30日(土)、今年度の学生選書第1弾、神保町古書店ツアーに行ってきました!
このツアーは、図書館の本を選ぶのはもちろん、神保町の古書店を巡ることで、新刊書店にはない本や古書店の魅力を体感し、より本に親しんでもらうことをコンセプトとした、昨年度に引き続いての企画です。
今回は、4名の学生さん(応募3名、学生スタッフ1名)が参加してくれました。

お昼過ぎに集合後、まずは1店目の「かげろう文庫」さんへ。 店頭には、あふれんばかりの本が出迎えてくれました。


こちらは、美術・デザイン・写真集・和洋の古い挿画本を扱われているお店です。 まず最初に店主さんより、お店のコンセプトなどのお話をしていただきました。


はじめてのお店ということもあり、みんなおそるおそる本を手に取ります。 でも、店主さんが売り物一つひとつを丁寧に説明してくれたので、次第に夢中になっていきました。


30度超えの暑さもものともせず、次は「澤口書店 厳松堂ビル店」さんへお邪魔します。


見渡す限り、本、本、本! こちらは、ほぼオールジャンルのお店。目移りしてしまいます。


2店目ということもあり、みんなだいぶ慣れてきたのか、すぐに興味のあるジャンルの棚に散っていきます。
こちらのお店では、「自分の好きなジャンルの本だけでなく、その近くの別のジャンルにも目が行くことで、興味の幅がどんどん広がった」という感想をいただきました。これはネット書店では味わえない、リアル書店ならではの醍醐味ですね。


そして最後は「小宮山書店」さんへ。 三島由紀夫をはじめとする近・現代文学などのほかに、最近では現代アートや写真のオリジナルプリントにも力を入れている、古本に留まらない展開を見せているお店です。外国人観光客の姿も多く見られました。


アートや古本に囲まれながら上の階へ、さながら古本の迷宮を攻略するかのよう。


アート作品が多いこともあり、まるで美術館と本屋さんを一緒に回っているような気持ちになりました。


ツアーの最後にみんなで記念撮影。お疲れさま! 今回のツアーを通しての感想を一部紹介させていただきます。

・それぞれのお店ごとに特色があって、みているだけでも楽しかった。
 お店の方にも様々なお話を聞くことができて、とても良い経験になった。
・古書店を訪れたのは初めてでしたが、お店の方と、そこで熱心に本を選んでいる人達のつくる雰囲気がとても印象的でした。
 また一人で足を運びたいなと思います。

今回選んでくれた本は、全部で23冊。 9月になったら展示を開始する予定ですので、どうぞしばらくお待ちください。 (その間の様子は、twitterで発信していきます)

なお、10月20日(土)には三省堂書店神保町本店にて学生選書第2弾の開催決定! 応募方法などの詳細は、展示開始時に合わせてお知らせしますので、こちらも乞うご期待!