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【白金校舎図書館】貴重書展示「フルベッキ ~幕末の志士に最も尊敬された宣教師~」展、開催中です

2021年8月18日


明治学院創設時の理事であり、神学部教授であったフルベッキをご存知ですか。

今から162年前に宣教師として来日し、大隈重信、副島種臣、西郷隆盛といった名だたる志士たちに
英語や新約聖書、アメリカ憲法などを教え、日本の近代化に大きな役割を果たしました。

岩倉使節団の派遣を勧めたのもフルベッキと言われ、彼が作成した条約改定建白書(ブリーフ・スケッチ)は
明治政府の外交政策に影響を与えたといわれています。

フルベッキが最も尊敬された宣教師と言われる所以は、言葉より行動で示す人だったということ。
そのためか、自身について書いた資料がほとんど存在していません。

今回は、同僚グリフィスによる伝記『日本のフルベッキ』とともに、フルベッキが翻訳した法律書や
珠玉の訳文として称される旧約聖書、講演の速記などを紹介します。

多くの日本人に愛されたフルベッキの魅力と功績に、貴重な資料と共にぜひ触れてみてください。

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展示場所:白金図書館2F 貴重書展示コーナー
展示期間:2021年8月~12月中旬(予定)
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*展示資料は[こちら](一部)