【白金校舎図書館】貴重書展示「ちりめん本と日本昔話」展、開催中です
2023年4月28日
明治学院大学の貴重書には、「絵本とメルヘン・コレクション」があります。
ヨーロッパを中心とするメルヘン (昔話) や創作物語の美しい挿絵入り本と、絵本史上の名作の数々、初版本・稀覯本などを集めたコレクションです。今回は、その中から著名な日本の昔話や日本文化を英訳した「ちりめん本」をご紹介いたします。
「ちりめん本」とは、柔らかいクレープ状の和紙に美しい挿絵と欧文の物語を印刷した小型和綴本のことです。鮮やかな発色で洋紙とは異なる魅力を持つ「ちりめん本」は、外国人の日本観光土産としてだけではなく、日本人の英語学習の目的があったと考えられています。 また、日本の昔話の訳者にはヘボンやタムソンといった本学に深く関わった人物の名前もあり身近な昔話の英訳にも携わっていたことに驚かされます。
今回の展示では、ヘボン訳『瘤取(The old man & the devils)』やタムソン訳『桃太郎(Momotaro)』のほかにも『舌切雀(Tongue cut sparrow)』『かちかち山(Kachi-kachi mountain)』など、様々な「ちりめん本」をご紹介します。 明治時代に発行された「ちりめん本」ですが、今も色褪せない 芸術性の高いデザインには目を見張るものがあります。
ぜひ、この機会にご覧ください。
今回の展示では、ヘボン訳『瘤取(The old man & the devils)』やタムソン訳『桃太郎(Momotaro)』のほかにも『舌切雀(Tongue cut sparrow)』『かちかち山(Kachi-kachi mountain)』など、様々な「ちりめん本」をご紹介します。 明治時代に発行された「ちりめん本」ですが、今も色褪せない 芸術性の高いデザインには目を見張るものがあります。
ぜひ、この機会にご覧ください。
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展示場所:白金図書館 2F展示架1
展示期間:2023年4月下旬~7月下旬 (予定)
*展示資料はこちらから!
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展示場所:白金図書館 2F展示架1
展示期間:2023年4月下旬~7月下旬 (予定)
*展示資料はこちらから!
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