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【白金校舎図書館】貴重書展示「探検する植物学者 ツンベルク」展 開催中です

2024年8月21日

明治学院大学の貴重書には、「旅とエグゾティスム・コレクション」があります。日本に関する重要な文献などの旅 (Voyage) とエグゾティスム (Exotisme) を主題に集めたおよそ80点の原典コレクションです。

今回は、その中からスウェーデンの植物学者 カール・ペーター・ツンベルク(1743-1828)の1770年から1779年にわたるヨーロッパ、アフリカ、アジア紀行および関連資料を展示します。

ツンベルクは恩師リンネの志を託され、アフリカ喜望峰と日本の植物採取や調査を目的とした旅をした植物学者です。オランダ商館医師として長崎の出島に滞在し、桂川甫周ら蘭学者達と交流して、日本における植物学、医学の発展に寄与しました。その旅行記には調査の記録だけでなく、当時の日本人の民族性や日常がヨーロッパ人の彼の目にどのようにうつったのか、詳細につづられています。

この時代の航海は危険と背中合わせで、出航時に300人近くいた乗組員は喜望峰に到着するまでに疫病で100人以上が亡くなったといいます。危険を覚悟で未知の生物を求め、探究への情熱を持ち続けたツンベルクの人物像にふれてみませんか。

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展示場所:白金図書館 2F展示架1
展示期間:2024年8月中旬~2024年11月下旬 (予定)

*展示資料はこちらから!
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