スマートフォン版を表示
2008年10月22日

日本におけるタイダルモデル

タイダルモデル(満ち干き理論)とは スコットランドのダンディ大学名誉教授のフィル・バーカー氏(精神看護学・臨床心理学)が90年代に創始した精神看護理論であり対人関係理論です。患者を主人公にして、本人が物語りを取り戻し、人生を回復する(リカバリー)ための理論であり、心理学的にも興味深いものです。タイダルモデルの源泉の一つとして森田療法があり日本人にも馴染みやすい理論です。 適用は英国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの英語圏に留まらず、日本ではNTT東日本関東病院の実践があります。文化を超えて世界で100以上のプログラムが行われ、浦河べてるの家の実践とも哲学的共通性があります。しかし、その卓越性にもかかわらず、まだ日本では充分紹介され広く理解されているとは言えません。 明治学院大学心理学部では、公開講座および本学大学院大学院生向け授業内講演として、このたび講演会を開催いたします。 創始者ご夫妻の来日を期に、直接タイダルモデルを学べるという、またとない機会ですので、是非ご来場ください。 お問い合わせは…  明治学院大学 心理学部 共同研究室 e-mailにてこちらからどうぞ。

おすすめ