2010年5月24日
港区の委託により開講した「チャレンジコミュニティ大学」は、港区内の高齢者や今後高齢を迎える方が、今まで培った知識・経験を地域に生かし、生きがいのある豊かな人生を創造し、また学習を通じて個々の能力を再開発し、地域のリーダーとなることを目的とした大学です。 2010年4月に第四期生60名が入学し、現在学習を進めておりますが、5月22日(土)、芸術分野の授業として「日本美術史を愉しむために」と題した美術館見学を行いました。見学先は、本学にもほど近い「畠山記念館」です。 当日は、13:30に本学に集合し、全員で徒歩移動。 到着後、まず講義室に通され、畠山記念館の畠山向子 館長や、水田至摩子 学芸課長、この授業の担当である本学芸術学科の山下裕二 教授から説明を受けました。 ついで、スタッフの方々に解説をしていただきながら、館内を見学。 その日は、春季展 として「茶の湯の美 ―数寄のかたちと意匠― 」が展示されており、重要文化財を含む選りすぐりの品々を楽しませていただきました。 受講生の中には、美しい茶器や書画を眺めながら、お抹茶をいただいた方もいたようです。