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2015年4月8日

国際学部のユニークなインターシップ留学 ~カリフォルニア大学責任者と懇談しました

国際学部ではインターンシップを組み合わせた、1年間のアメリカ留学プログラムを行っています。優れた語学力、国際感覚、忍耐力が養われるため、グローバル人材として社会で活躍可能な大きな第一歩へとつながります。

 

アメリカでの最初の学期には、カリフォルニア大学リバーサイド校で英語、ホスピタリティ、観光等の授業を受講。次学期は観光産業でのインターンシップに参加します。実践により、観光ビジネスに対する理解を深めて社会人としての心構えを学び、Hospitality & Tourism Managementの修了証が授与されます。

 

29日、カリフォルニア大学リバーサイド校エクステンションよりプログラム統括責任者であるBronwyn Jenkins-Deas博士が来学。田中桂子国際学部教授、参加学生・卒業生4名と懇談しました。

 

フロリダのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート®で、フードコートでの仕事を担当した落合奈津希さん(2015年国際キャリア学科卒)は、「毎日、多くのゲストと話す機会があり、とても楽しかった。リバーサイド校での学習の際にも、日本人学生以外と交流する機会を持つともっと英語力もついてよい」と話します。

 

ダンス経験を買われ、キャラクターの中に入り、パフォーマーとして活躍した新井茉里奈さん(2014年国際学科卒)は「海外で何を学ぶか決められず留学を迷っていたが、参加して、働くという体験を実際にしたことで大きな自信がついた。休憩時間に楽屋で仲間とたくさん話したのがよい思い出」と振り返りました。

 

ギフト販売を担当した加藤里佳子さん(2015年国際学科卒)は「家族とも話せなかった、病気の6才の子に、人気キャラクターであるグーフィーからの誕生祝いの電話を取り次いだところ、彼は泣いて“ Thank you ”と言った。その場にいた、ご家族とキャストが一緒になって感動して泣いている場面を見て、最高のおもてなしを体感した」とのエピソードを披露しました。

 

また、キャラクターの装束を整えるコスチューミングを担当した星野可奈子さん(2014年国際学科卒)は「寮で同室の他国留学生と習慣の違いから揉めることがあったが、話し合って解決することで力がついた。ホストファミリーやディズニーでの同僚とは今でも交流を続けている」と話します。

 

Jenkins-Deas博士は、最近の日本からの留学生減少を憂い、今後、スキーリゾートや自然豊かなリゾートエリアなどで、さらに魅力的なインターンシッププログラムを作りたいと語ります。「迷っている人はまず飛び込んで。Just do it. 後悔しないようまずやってみよう」とのメッセージをくださいました。

 

学生と懇談するJenkins-Deas博士
Jenkins-Deas博士と懇談した学生・卒業生4名 左から落合奈津希さん(株式会社GABA勤務)、新井茉里奈さん(全日本空輸株式会社でキャビンアテンダントして勤務)、加藤里佳子さん(日本航空株式会社でキャビンアテンダントとして勤務)、星野可奈子さん(株式会社ユニクロ勤務)
ディズニー・ワールド®でのインターンシップ修了式で

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