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2018年11月28日

【CC大学 芸術鑑賞会】明治学院バッハ・アカデミー合唱団特別演奏会を行いました

2018年11月29日

港区の委託により2007年4月に開講した「チャレンジコミュニティ大学」は、港区内の高齢者や今後高齢を迎える方が、今まで培った知識・経験を地域に生かし、生きがいのある豊かな人生を創造し、また学習を通じて個々の能力を再開発し、地域のリーダーとなることを目的とした大学です。

 

2018年4月に第12期生60名が入学し、現在学習を進めておりますが、2018年11月24日(土)午後4時より明治学院バッハ・アカデミー合唱団による特別演奏会が本学 パレットゾーン白金2階 アートホールで開催されました。

 

演奏会は明治学院バッハ・アカデミー芸術監督でもある樋口隆一名誉教授の曲目解説の後に、演奏を聴くというレクチャー・コンサート形式で進められました。このような形式で進められたので、受講生も理解をより深められたのではないでしょうか。また、受講生が着席する位置、指揮をする樋口隆一名誉教授と演奏者、合唱団の距離も近いことから、演奏の迫力がより強く感じられたようです。今回の演奏会では、バッハのカンタータの演奏にあたりリコーダーも用いられ、演奏に深みを与えていました。

 

参加した受講生からは「先生の息使いまで感じられ熱意が伝わりました」「バッハとブルックナーの宗教音楽を生で聴くことが出来て良かったとおもいます。特にブルックナーの5つのモテット、無伴奏で合唱の素晴らしさを感じました」「明治学院バッハ・アカデミー合唱団の歌声が素晴らしかったです。『バッハの106番 カンタータ』『ブルックナーの5つのモテット』『バッハのモテット』の構成も新鮮でよいひとときを過ごすことができました」といった感想をいただきました。

 

来年3月の修了式に向けて、受講生の学びは続きます。

なお、当日の演奏曲目、演奏者は次のとおりです。

 

[演奏曲目]

バッハ:

カンタータ《神の時は最善の時なり》Gottes Zeit ist die allerbeste Zeit BWV106

ブルックナー: 

モテット《この所は神によって作られた》 Locus iste a Deo factus est

        《アヴェ・マリア》Ave Maria  

        昇階唱《正しいものの口は》 Os justi

        昇階唱《キリストはおのれを低くして》 Christus factus est

        アレルヤ唱《イサイの杖は芽を出し》 Virga Jesse                                                   

バッハ:

モテット《すべての異教徒よ、主を誉めまつれ》 Lobet den Herrn, alle Heiden  BWV230                            

 

[出演]

指揮と曲目解説   樋口隆一

合唱             明治学院バッハ・アカデミー合唱団

アルト独唱       林田素子

テノール独唱     伊田明弘

バス独唱         高槻靖

リコーダー      大塚照道、大谷雅子

オルガン伴奏     栗島和子

 

お問合せ:総合企画室社会連携課 03-5421-5247

曲目解説をする樋口隆一名誉教授
バッハ: カンタータ《神の時は最善の時なり》の演奏
ブルックナー:モテットの演奏

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