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2019年6月10日

「一番幸せになったのは誰?」M&Aコンサルタントとして活躍する高橋遥人さん(本学卒業生)が授業に登壇しました。

2019年6月10日(月)、「海外企業分析」(担当:藤田晶子経済学部教授の授業)に高橋遥人さん(2009年経済学部経営学科卒業、藤田晶子ゼミOB、ヘボン経済人会所属)がゲスト講師として登壇しました。

高橋さんの仕事は、売りたい会社、買いたい会社のどちらかの会社にコンサルタントとして入り込み会社の財務数字や体制などを整えた上で、M&Aを成功に導くM&Aコンサルタント。(株)サイバーエージェントやセガサミーホールディングス(株)でキャリアを積み、現在はM&Aを軸とした戦略的財務アドバイザリーファームJAPAM FAS(株)(リンク:http://japanfas.co.jp/?anchor=trackrecord)でマネージャーとして活躍しています。

「海外企業分析」の授業目標は、企業の決算書を手がかりとして、企業を分析するための基本的な考え方を学ぶこと。豊富な企業分析の経験を有する高橋さんが、起業家、投資家、そしてM&Aコンサルタントの観点からM&Aについて語りました。

「30億を手に入れるための方法は?」
高橋さんから問いかけられた刺激的なディスカッションからスタートした今回の授業。学生から寄せられるさまざまなアイデアを高橋さんが昇華しつつ、企業の価値、M&Aの流れについて説明されました。
学生にとって企業の価値を図る機会の一つである「就職活動」。
「やりたいこと・夢」「給与」「福利厚生」などのキーワードと共に挙げられた「市場成長性」が、M&Aにおいても「チャンスの大きさ。そして未来の可能性。」を示す重要なキーワードと指摘します。
「モノ」「カネ」であらわす企業価値の説明では、企業買収後に期待される「ヒト」×「ヒト」のシナジー効果にも言及。キャッシュフローだけで測れない企業価値、そして魅力を語りました。

M&Aを手掛けるコンサルタントならではの視点で会社売却前後の経営者の心情や売却後の会社をとりまく環境の変化にも言及した臨場感あふれる説明に、学生たちは釘づけです。
「M&Aが終わった後に一番幸せになったのは誰なのか?」
売却した、あるいは買収した経営者なのか。もしくは従業員なのか、株主なのか。
簡単に答えの出ない深い問いから、会社はもちろん、多くの人の人生に多大な影響を及ぼすM&Aの難しさ、奥深さを、学生たちは感じ取っていました。

授業終了後も学生たちから多くの質問が寄せられていました。
実践的な学びを深め、そして就職活動を控えた学生にとっても有益なアドバイスとなった今回の授業。高橋さんから学んだ知識と経験を、今後の人生に役立ててほしいと願っています。