新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴うボランティア活動についての考え方

ボランティアセンターでは、2月24日に公表された「新型コロナウイルス感染症対策専門家会議」 の意見、その後の感染の拡大を踏まえ、現状で学生のボランティア活動に関して以下のように考えております。

1. 現状の理解
上記専門家会議の意見によれば、すでにウイルス感染の拡大を検疫で防ぐことは不可能な段階にあります。
従って外出による感染のリスクは常にあるという認識をする必要があります。
また、高齢者、基礎疾患のある方に死亡例が多いですが、若年者にも重症例はあり、かつ重症度と感染力は関連していません。
従って現段階において目指すべきことは、いかに感染のリスクを減らすかということだと考えられます。
言い換えれば、ボランティア活動にあたり、家を出てから帰宅するまでの全ての道のりにおいて、接触した人数・時間・方法に応じて感染のリスクが高まるということです。
また、感染しても軽く済むような体力のある者は、新型コロナウイルス感染症による症状だと気づかない、判断がつかない、もしくはまだ感染力がある(症状が出て3、4日後がもっとも感染力が強い)にもかかわらず活動することにより、ウイルスのハブとなって感染の拡大に寄与する可能性があります。

2. 学生によるボランティア活動について
1.現状の理解を踏まえ、ボランティア活動に際しては特に若者の皆さんが感染を拡大するリスクについて充分に考慮し、活動の延期もしくは中止を積極的に検討してください。

3. ボランティアを受け入れてくださっている皆様へ
当分の間、学生によるボランティア活動が困難になることが予想されます。
さまざまにご迷惑をおかけすることもあるかと存じますが、上記事情に鑑み、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。

上記の対応は、本来ならば新型コロナウイルス感染症に関する対応が不必要になるまで継続するべきことがらですが、当面、大学の方針にございますように、3月31日までの対応とさせていただき、その後の対応に関しましては、改めてお知らせする所存です。
本件に関連してお問い合わせがございましたら、ボランティアセンターまでご連絡いただけますようお願いいたします。

ボランティアセンター
TEL：03-5421-5131(白金キャンパス)
TEL：045-863-2056(横浜キャンパス)
E-mail：voluntee@mail.meijigakuin.ac.jp(両キャンパス共通)

2020年3月9日
明治学院大学ボランティアセンター