2020年7月21日
在学生・保証人の皆様
明治学院大学
学長 村田玲音
明治学院大学では、春学期の授業は全て遠隔授業で行わざるをえませんでしたが、2020年9月21日から始まる秋学期の授業については、対面での授業を取り入れることとしました。ただし全ての授業を対面授業とすることはできないので、対面での授業とオンラインでの遠隔授業を併用で行うこととします。
大学の授業の基本的な在り方としては、やはり対面授業であり、秋学期においては、その可能性をできる限り模索したい、と考えております。もちろん、感染症のリスクを軽視することがあってはなりません。その点に十分に配慮したうえで、対面授業を実施していくのが大学としての社会的責任であると考えます。
演習や実習でのこまめな指導を心待ちにしている学生たち、論文指導を直接受けたいと願う学生たちの期待に、何とか応えていきたいと思います。また逆に、感染症のリスクに、大学に出向くことにためらいを感じる学生たちの気持ちにも配慮いたします。この秋学期は対面授業のために登校を強いることはいたしません。
対面での授業は、登校する人数を制限し、キャンパス・教室内での感染防止策を確保し、リスクを最小限にできる科目でのみ行うこととし、オンラインでも視聴もしくは参加できる環境を準備します。また、学生の皆さんが対面授業で登校した日は、キャンパス内でオンライン授業を受けることも可能です。
各学部学科、研究科におけるそれぞれの授業の詳細(対面、オンライン、一部対面等)は8月上旬にポートヘボン(教務Web)で発表します。秋学期の履修登録時期の変更や、登校時の混雑を避けるために授業開始時間についても変更がある可能性もあります。
明治学院大学として、教育の継続とその質の確保および学生教職員の安全を守ることは何より重要なことであり、その両立を図っていく必要があると考え、今回の決定に至りました。何卒、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。ただし感染の状況など、今後の情勢の変化に伴い、上記内容に変更が生じる場合があります。その際は、ホームページ等でお知らせいたしますので、引き続き情報のご確認をよろしくお願いいたします。