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2021年3月22日

国際センター主催 日米・日英合同文化交流授業の実施報告  ~アニメ『千と千尋の神隠し』を通して考える文化の多様性~

2021年2月24日午前に、米国・オハイオ州アクロン大学(University of Akron)の学生、同日夕刻に英国・オックスフォード・ブルックス大学(Oxford Brookes University)の学生と、日米、日英合同リアルタイム文化交流授業を行いました。両校の学生はいずれも日本語を学んでおり、参加者は、午前の部は本学23名、アクロン大学23名、夕刻の部は本学12名、オックスフォード・ブルックス大学13名でした。

<担当教員>:
森 あおい(明治学院大学 国際学部国際学科 教授・国際センター長)
Yuki Fujiwara Sigler (Lecturer, University of Akron, U.S.A.)
Hanako Fujino (Senior Lecturer in Japanese Language and Linguistics, Oxford Brookes University, UK)

当日はZoom上で5~6人ずつのブレークアウトルームを作り、それぞれ学習中の言語での自己紹介の後、アニメ『千と千尋の神隠し』をテーマとして語り合うグループセッションを行ないました。
画面を通して海外大学の学生との交流を楽しむことができたという感想があった一方、自国の文化を伝えることの難しさ、英語でのコミュニケーションの難しさを感じ、今後の英語学習のモチベーションに繋がったというコメントもありました。オンラインを活用することで、日本にいながらにして疑似的に留学を体験できる場となったようです。

◆本学学生から寄せられたコメント(一部抜粋)

・「実際に現地に行かなくても学生とコミュニケーションが取れたり、現地の様子を知ることができ大変有意義な時間となりました。参加している学生も笑顔でディスカッションに参加してくださっていたので嬉しく感じました」(国際学科3年・鈴木祐大さん)

・「今回のクラスを通して外国の方々は想像以上に日本の文化に興味を持ってくれていると感じました。留学をする前に、もっと日本のことを知っておく必要があると感じました。また、オックスフォード・ブルックス大学の学生は(日本語の)勉強期間が私たちより短いにもかかわらず、自信を持って堂々と話していました。より英語力を向上させたいと感じました。」(英文学科1年・古矢みなみさん)

・「私はアメリカ英語やアメリカの文化に興味を持っていたので、実際にアメリカの学生と交流することができてとてもいい経験になりました。本場のアメリカ英語を聞くことができたことによって、今の自分の英語は滑らかには話せていないことを改めて実感し、これからするべき英語の勉強の目標を立てることができました。」(グローバル法学科2年・大窪恭子さん)

◆海外大学学生から寄せられたコメント(一部抜粋)

・“I thought it was cool that we could compare opinions from two different cultures on the same languages. I really liked seeing how we had same and different opinions.”

・ “My favorite question was the question "What do you like/like to do?" Because I got to hear what others like and they get to hear a bit more about me, it was nice to hear what is different and what is similar :) ”

授業の様子

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