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2021年4月20日

【産学連携がさらに充実】経済学部経営学科×三菱UFJ信託銀行の寄附講座が開講しました

明治学院大学経済学部経営学科では、2021年度春学期から三菱UFJ信託銀行提供の寄附講座を開講しました。 

経営学科では、これまでも城南信用金庫や日本赤十字社など学外の企業や組織と連携した授業を開講してきました。そして現在では、野村證券株式会社との「経営学特講(投資家の視点)」を2002年より、株式会社プロネクサスとの「経営学特講(上場企業におけるディスクロージャー)」を2016年より開講しています。 

今回の寄附講座は「経営学特講(資産マネジメントの視点)」(担当:西山由美経済学部教授の授業)にて開講。
本講座では、同銀行に勤務する銀行業務のプロフェッショナルが担当教員とともに、「人生100年時代」に備えるべく、講義およびグループワークにて資産形成の考え方を深めることが狙いです。

企業のCSR(社会貢献)活動の一環として三菱UFJ信託銀行にとって寄附講座は初の取り組み。
2019年に同銀行から寄付講座提供の申し出があり、足掛け2年をかけ、周到な準備を重ね、寄附講座の開講に至りました。

第二回目となる2021年4月13日(火)のテーマは、「働き方改革と人生100年時代」。本講座は45名の学生が登録しています。

日本人の平均寿命は?

講師からのクイズからスタートした本講座。
少子高齢化に伴う働き手の減少など、社会を取り巻く身近な問題に対する丁寧な解説とともに随所にワークを織り交ぜた講座が展開されました。

講師:少子高齢化に伴う働き手の減少が引き起こす問題は?
学生:高齢世代を養うことができなくなってしまう

講師:一人ひとりの業務の生産性を上げるためには?
学生:業務の見える化をして生産性を把握することが重要

まさに働き手の減少に直面する時代を生きる学生たち。
社会問題を自分事として捉え、さまざまな意見交換がなされました。

「金融リテラシー教育というと投資教育を連想されがちですが、本講座では、昨今の社会・雇用環境の変化、社会保障や年金、資産形成など、幅広く金融に関連する情報をご提供させて頂きます。いずれも自分自身が学生時代に触れておきたかったと思う内容です。是非、一度立ち止まって、ご自身のライフスタイルやキャリアパス、今後の資産形成について考えてみるひとつの機会になれば幸いです」
と語る三菱UFJ信託銀行の水野碧氏(年金コンサルティング部)。

開講期間は4月6日から7月13日まで。
引き続き、講師と学生たちの積極的な意見交換が期待されます。

本件に関するお問い合わせ先:
総合企画室広報課
koho@mguad.meijigakuin.ac.jp

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