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2022年2月25日

【港区協働連携】チャレンジコミュニティ大学(第14期生)宿泊研修会に代わる特別講義を実施

2022年 2月24日(木)

 港区から委託を受け、2007年に開講した「チャレンジコミュニティ大学」は、区内の高齢者やこれから高齢を迎える方が、今まで培ってこられた知識・経験を地域に還元し、“生きがい”のある豊かな人生を創造し、地域のリーダー養成を目的としています。
 現在、2021年 4月に入学された第14期生が学びの最終局面を迎えており、通常であれば、 2月24日(木)~25日(金)にかけて、受講生同士の絆をさらに強固なものとするために「宿泊研修」を実施予定でした。
 しかし、新型コロナ感染症の市中感染状況を鑑みて、港区と協議のうえ、残念ではありますが「宿泊研修」は中止として、代わりに「特別講義」「グループワーク」からなるプログラムを感染対策を徹底して開催しました。
 「特別講義」は地域福祉施設での豊富な現場経験のある牧岡英夫講師に「地域課題発見の方法、地域組織化と地域活動リーダーの役割」と題した講義が行われました。
 講義では、地域住民の強みを生かして「点」「線」「面」をより強固なものとする地域活動を具体例を交えて説明されました。チャレンジコミュニティ大学修了後、地域のリーダーをめざす受講生にとっては“気づき”の多い講義となったはずです。
 牧岡先生の講義後は、 3つのグループに分かれてグループワークに臨みました。
 グループワークでは、「牧岡先生の講義の感想・今後、地域活動を行うにあたって参考となった点」「一年間のチャレンジコミュニティ大学を振り返って」というテーマでディスカッションとまとめを行いました。
 グループワーク後は各グループのまとめの発表が行われました。発表では「コロナ禍で人と人とのつながりを分断させないための施策」や「すでに取り組んでいる地域活動」「今後取り組みたい地域活動」についてなどの発表がありました。
 第14期生はコロナ禍でのチャレンジコミュニティ大学開催で、従来よりも制約が大きい一年でしたが、これから地域のリーダーとして地域活動に取り組んでいこうとする強い意気込みを感じることができた特別講義となりました。
 3月12日(土)は修了式が予定されていて、 4月からは修了生組織「CCクラブ」に加入し、第14期生の地域活動が本格始動する予定です。

[宿泊研修にかわる特別講義の出席者]
・第14期受講生
・牧岡 英夫講師(共育ひろば主宰)
・永野 茂洋教授(副学長・社会連携担当)
・岡本 多喜子名誉教授(統括コーディネータ)
・河合 克義名誉教授(CCクラブ顧問)
・今尾 真教授(統括コーディネータ兼第 1グループアドバイザー)
・明石 留美子教授(第 2グループアドバイザー)
・金子 充准教授(第 3グループアドバイザー)
・港区高輪地区総合支所職員

お問合せ先:総合企画室社会連携課(03-5421-5247)

牧岡講師による特別講義
グループワークの様子
グループ発表

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