【受賞】中野暁専任講師と赤松直樹准教授(経済学部)らによる研究論文が 2023年度「日本商業学会 学会賞 優秀論文賞」 を受賞しました

本学経済学部経営学科の中野暁専任講師と赤松直樹准教授が関わる研究論文が日本商業学会による「学会賞 論文部門『IJMD』優秀論文賞」を受賞しました。

この賞は日本商業学会が、学会誌“International Journal of Marketing & Distribution”に掲載された論文の中から、特に優れた論文に授与するものです。

同論文は消費者のパニック購買現象について調査したものです。新型コロナの感染拡大初期には、日用品・食品の過度な買い占めといった消費者によるパニック購買現象が全国各地で社会問題になりました。同論文では、実際の消費者の購買が記録された行動データとアンケートによる心理データを統合した分析を行い、パニック購買する消費者の行動的・心理的特性を明らかにしました。

今回の受賞に関するコメントをご紹介します。
中野暁専任講師：この度は、日本商業学会 学会賞という大変栄誉ある賞を頂き、誠に嬉しく思います。『世の中が大きく変化している時こそ、マーケティング研究のチャンス』という気持ちで取り組んでまいりました。賞を頂いたことを励みに、より一層、研究に尽力してまいります。
赤松直樹准教授：コロナ禍の初期にスタートしたこの研究プロジェクトが、コロナ禍を脱しつつある今日においてこのような形で評価いただけたことに感慨深い気持ちです。当プロジェクトに関わっていただいた方々に心から御礼申し上げます。

■論文情報
・掲載誌名
International Journal of Marketing & Distribution (IJMD) 日本商業学会
・論文タイトル
Consumer panic buying: Understanding the behavioral and psychological aspects (消費者のパニック購買：その行動的・心理的側面の理解)
Satoshi Nakano, Naoki Akamatsu, Makoto Mizuno
論文記事はこちらからご覧いただけます。

■教員情報
中野暁専任講師
https://gyoseki.meijigakuin.ac.jp/mguhp/KgApp?resId=S000536
赤松直樹准教授
https://gyoseki.meijigakuin.ac.jp/mguhp/KgApp?resId=S000459

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