2023年2月22日(水)
60歳以上の港区内在住者を対象に、これまで培った知識や経験を生かして地域のリーダー養成を目的としている港区と明治学院大学の協働連携事業「チャレンジコミュニティ大学」。
学びの集大成となる「宿泊研修」を例年実施しておりましたが、今年度は新型コロナウイルス感染症の感染状況を鑑み、宿泊研修の実施は見送りました。代替として、港区との協議のうえ、特別講義とグループ討議からなる「特別講義(まとめの会)」を実施しました。
永野副学長による開会の挨拶の後、長年コミュニティワーカーとしてご活躍されていた、共育ひろば主宰の牧岡英夫先生より、「地域課題発見の方法、地域組織化と地域活動リーダーの役割―地域で活動しながら、気づいたこと・考えたこと―」と題して講義が行われました。
講義では、「地域との関係を【点】【線】【面】で考えながら、その地域の住民として暮らし続けるということ」「住民だからこそできること、地域リーダーとしての必要な力」について、実例を交えたお話いただきました。受講生は、これから始まる地域活動に向けて講義に聞き入っていました。
講義後のグループ討議では、「港区における地域組織化と地域活動リーダーの役割」をテーマに、3グループに分かれてディスカッションを行いました。「自分達の住む地域での活動について」や「関わり合いやコミュニケーションについて」課題や展望等、各グループで活発な意見交換が行われました。
グループ発表では、各グループリーダーによる「まとめ」が発表され、今回のテーマに対する更なる気付きや理解が促されたようでした。
「特別講義(まとめの会)」が第15期生の最後のプログラムとなります。3/11(土)の修了式で、受講生が”地域活動の門出”を迎えることができることを願っています。
総合企画室社会連携課
(☎ 03-5421-5247 平日 10:00~16:00)