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2024年12月26日

情報数理学部教員が、プラチナカレッジで講義を行いました。

 2024年度 明治学院プラチナカレッジ (第2シリーズ)「私たちの社会と情報数理科学」が、白金校舎で11月29日、12月6日、13日の3日間の日程で開催されました。今回のプラチナカレッジは、情報数理学部の教員が講義を行いました。

 第1回目の11月29日は、村田玲音情報数理学部客員教授(前明治学院大学学長)が「デジタル情報と暗号」というテーマで、情報のデジタル化の歴史から「暗号」の意味と重要性、現代の暗号化された情報はすべて数字であること、そして暗号鍵について講義しました。


 第2回目の12月6日は、今井浩情報数理学部長が「計算機の速度と私たちの生活」というテーマで、コンピュータの速さが倍々で高速化したことで私たちの社会にどのような変化をもたらしたか、インターネットを使うことは知らない間に公開鍵暗号を使っていること、そしてスーバーコンピュータや量子コンピュータについても詳しく講義しました。


 第3回目の12月13日は、穴田啓晃情報数理学部教授が「高度情報化社会の新たな問題点」というテーマで、「コピー」をキーワードに、遺伝子と文化資産の二重継承からアナログデータである波の形とデジタルデータである数字の相互関係、そして高度情報化社会の問題点である情報セキュリティについて、具体例をたくさん用いて講義しました。


 3回連続で行われた講義は、数字、計算、通信ということばで表されると同時に、各回の内容に繋がりがあり、非常に勉強になった受講生が多かったと思います。

 今後も、情報数理科学に関するテーマでのプラチナカレッジが続くことを願っています。

【参考】2024年度 明治学院プラチナカレッジ (第2シリーズ)

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