2024年3月20日(火)、21日(水)
60歳以上の港区内在住者を対象に、これまで培った知識や経験を生かして地域のリーダー養成を目的としている港区と明治学院大学の協働連携事業「チャレンジコミュニティ大学」。
学びの集大成となる「宿泊研修」を予定しておりましたが、受講生への事前の意向調査を踏まえ、宿泊研修の実施は見送りました。代替として、港区との協議のうえ、特別講義とグループ別討議からなる「特別講義(まとめの会)」を実施しました。
岡本統括コーディネーターによる開会の挨拶の後、長年コミュニティワーカーとしてご活躍されていた、共育ひろば主宰の牧岡英夫先生より、「「さぁどうする、どうしよう」地域活動、地域課題、地域組織化・仲間づくり」と題して講義が行われました。
講義では、「地域との関係を【点】【線】【面】で考えながら、その地域の住民として暮らし続けるということ」「住民だからこそできること、地域リーダーとしての必要な力」について、実例を交えたお話いただきました。受講生は、これから始まる地域活動に向けて講義に聞き入っていました。
講義後のグループ討議では、「港区における地域課題とその解決策とは」をテーマに、3グループに分かれてディスカッションを行いました。「自分達の住む地域での活動について」や「関わり合いやコミュニケーションについて」課題や展望等、各グループで活発な意見交換が行われました。
グループ発表では、1つのグループが2班に分かれたこともあり、4つのグループによる発表が行われました。今回のテーマに対する更なる気付きや理解が促されたようでした。終了後に親睦を深めるための交流を図りました。
今回の「まとめの会」が第16期生の最後のプログラムとなります。3/9(土)の修了式で、受講生が”地域活動の門出”を迎えることができることを願っています。
総合企画室社会連携課