2025年5月17日(土)
60歳以上の港区内在住者を対象に、これまで培った知識や経験を生かして地域のリーダー養成を目的としている港区と明治学院大学の協働連携事業の「チャレンジコミュニティ大学」。今年度(第18期)の受講生にとって初めての校外見学「日本美術史を愉しむために-見学-」を港区の増上寺で実施しました。
見学前の5月7日(水)の講義では、事前に山下裕二教授より、江戸時代後期の絵師・狩野一信の「五百羅漢図」と増上寺について座学で知識を得て、当日は、増上寺の宝物展示室では、実際に「五百羅漢図」を鑑賞。当日はあいにくの大雨のため、当初予定していた徳川将軍家墓所での見学は見送らざるを得ませんでした。
しかしながら、山下教授や増上寺僧侶の丁寧な解説により、受講生にとっては、貴重な説明が聞けたとのことで一様に満足の様子で、「座学後に、見学をしたことでよく理解できた。」「増上寺僧侶のお話が大変勉強になった。」などの感想が多く聞かれました。 チャレンジコミュニティ大学では、地域コミュニティのリーダー育成のため、今後も受講生に充実した学びの場を提供していきます。