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公式戦初戦!!VS学習院

四年目、四回目の初戦。毎年緊張するけれど、今年はさらに特別な想いで迎えた当日。

二年ぶりに踏みしめた学習院大のグラウンドで、私達は二年前の試合を思い出していまし
た。
私達が入部して以来、一度も勝ったことのない相手。
入れ替え戦出場・『全勝』という目標を達成するために必ず勝たなければならない相手。
最終戦かのような緊張感の中、テーピングを巻いて、水を準備しました。
絶対怪我をしませんように・・
絶対絶対。勝ちますように!

アップが終わり、晴れた青空に明学の部歌が響き渡りました。そして…「土佐さんを男に
してやろうぜ!」
全員が本気だ。
私達はひしひしと伝わってくるみんなの『絶対に勝つ』という気持ちを受けて、
4年間の中で一番の緊張を味わいました。
そして私達も『絶対勝つ!!』と心の底で叫びました。

円陣から出発した黒と黄色のジャージがフィールドに揃い、14時キックオフ。

自らの想い、仲間の想い、そして先輩方や支えてくれる方々の想いを背負った22人。

前半。勢いあるプレーで、明学が有利な状態が続きます。
そして前半10分、先制ゴールを決めたのは!明学でした!
その後も集中を切らさずにプレーを続けていましたが、学習院も黙ってはいません。
激しい攻防戦になりました。
前半21分と26分に2トライをとられ学習院に逆転を許しますが、
明学の必死のディフェンスで失点を10点に抑え前半は終了。

『あと40分は頑張らなあかんねんから!!』
土佐コーチに激をとばされ、15人はまたフィールドへ。

必死のディフェンスは続きます。
疲れが見えてきた後半、グラウンドの外からのメンバー外の選手の声や応援に来て下さった大勢の方々の声が響き、
なんとかメンバーも残っている力をふりしぼってプレーしているのがわかりました。
明学のペナルティから2ゴールを許してしまい、3-16とリードされますが、
後半33分、ラックからBKでつなぎWTB上尾がトライ!SO鉾田のキックも決まり、
あと1トライ1ゴールで逆転だ!
会場の声援が大音量になり、心なしか明学を応援する声の方が大きく感じました。
後半残りわずか、明学が攻めて学習院のゴール前5m。
しかし『必ず勝つ!』という気持ちは学習院も同じ。
学習院のディフェンスが続きます。
明学のFWもBKも全員がとにかくがむしゃらに攻め続けました。攻めて攻めて。
倒されて立ち上がって。また攻めて。何度も何度も立ち上がる選手達。

後半のタイムを5分ほどオーバーした時。

ノーサイドのホイッスルが鳴りました。

立ちすくむ15人。
喜びとびあがる15人。

結果は
10-16

終わったという事実がしばらく受け入れられませんでした。

あと5分、いや3分あれば・・と思わずにはいられませんでした。


残念なことに結果は敗北でした。しかし、1月から積みかさねてきたことが着実に自分達
の力になっているということを実感した試合だったのではないかと思います。
学習院大と互角に戦ったこと。選手も手応えと自信を感じたはずです。
この試合で見つけた課題を修正して、怪我人も復帰して
万全の態勢を整えることができたら!!
必ず次の試合に勝ちます。

試合後のコメントです。
土佐コーチ「今日がスタートだ。」
坂田主将「この悔しさを絶対に忘れてはいけない。」
木村副将「負けてしまったものはしょうがない。最後に笑えればいい。」
篠崎副将「公式戦はまだまだ続いていくんだから切り替えが大事。」


チームは今、勝利を目指して一つになりました。

土佐コーチのおっしゃるようにここからがスタートです。チームのみんなを信じて、
最後に笑える日を信じて、私たちマネージャーも全力を尽くしたいと、
そう改めて心に誓いました。

MGURFCがここまで成長してこれたのも、試合でその力を出せたのも、日々私達を支えて
くださる皆様と、会場の大きな大きな声援のおかげだと感じています。

本当にありがとうございます。

これは始まりに過ぎません。公式戦はこれからです。切り替えをして、
次の立教戦(9月23日(日)14:00キックオフ)に備えたいと思います。

今後益々の熱い試合をお見せできるよう頑張りますので、
応援の程どうぞよろしくお願い致します!


担当:4年マネージャー 小西・原川

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