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教員採用支援

教員採用試験の概要

公立学校の教員採用試験は、各都道府県の教育委員会ごと、もしくは政令指定都市の教育委員会ごとの別々に採用試験を行うのが一般的です。(例:東京都、神奈川県、横浜市、川崎市、相模原市など) 一次試験では筆記試験(論作文含む)、二次試験では個人面接に加え集団面接、集団討論、模擬授業、場面指導などを課すこともあります。 試験の実施時期は、4年生の7~8月に実施されることが多く、原則、隣接する近隣自治体では、試験日が同一となります。併願することが出来ないため、多くの受験者は、一つの自治体だけで教員採用試験を受けることになります。そのため、勤務を希望する自治体の教員採用試験に向けて、十分な準備と対策が求められます。 また、私立学校は各学校ごとに採用試験を実施し、試験の時期も内容もさまざまです。一般的には4年生の秋(8月後半から11月)が私立学校採用試験の一番の山場となります。その学校で教員の欠員が出る場合など、個別の事情により、採用の有無が年度によって異なり、採用数も1~2名と少数のケースが殆どです。 教員採用試験のための本格的な準備は公立学校・私立学校ともに3年生の夏頃からスタートする方が多いです。ただし大学の授業での学びが試験に結びついていますので、1年生のうちから授業を大切に学業に励むことが大切です。最近は教員採用試験の時期を見直す動きがあり、3年生から受験できる自治体も増えています。教員採用試験の最新の動向に注意してください。

教員をめざす学生のための冊子「NEXT TEACHER」

この冊子は、教員という職業とその魅力、教員になるまでの道のり、 教員採用試験の実際等をわかりやすく説明しています。「学校の先生になりたいけれど、今、何をすればよいかわからない」という方はもちろん、「教員免許は資格の一つとして取得したいけれど、教員になるつもりはない」という方も、ぜひこの「Next Teacher」をご一読ください。「学校の先生」という職業の見方が少し変わるかもしれません。教員採用試験に合格し、新たに教員となる先輩たちの体験談や 窓口に寄せられる学生からのよくある質問と回答も掲載されています。 下記からダウンロード可能です。ぜひご覧ください。

教員採用試験対策講座・ガイダンス

学年に応じ段階的に受講できる講座やガイダンス、教員採用試験対策模試などを開催しています。

■教員採用試験対策通信講座

教員採用試験参考書の出版社が開講している「教員採用試験対策通信講座」を大学からの補助により、通常よりもリーズナブルな受講料で受講することができます。「教職教養」「専門教養」「一般教養」の3つのコースに分かれていて、希望のコースを選ぶことができます。参考書・問題集等の教材とともに動画配信も行われ、時間と場所を選ばない、効果的な学習が可能です。※通信講座の対象は「小学校」「中学高校」「特別支援学校」受験者対象です。「幼稚園」受験予定の方は教職キャリアアドバイザー主催の勉強会で筆記試験の対策も行います。また採用の可能性を広げるため、保育士資格取得講座も受講することができます。

教職キャリアアドバイザー制度

先生になるためのキャリア形成および就職をサポートするスタッフとして、教育現場を熟知している校長や教育委員会での実務などの豊富な現場経験を持つ専門の「教職キャリアアドバイザー」を教育キャリア支援課に配置し、学生に対してきめこまやかに、経験に基づいた実践的指導を行っています。
原則、事前の予約制となっていますので、相談希望の学生は、教育キャリア支援課までお問い合わせください。

■学校ボランティア

学校ボランティアとは、学生が学校現場の補助員としてボランティア活動を行うものです。部活動指導、学級での個別学習支援、学校行事の引率サポートなど内容は多岐にわたります。
学生の立場で、学校現場を見ることにより、将来どのような教員になりたいか、学校現場における先生の役割や教職員連携などを身近で学ぶことができます。
学校ボランティアの募集は、各自治体の教育委員会で募集を行うケースや学校に直接問い合わせて確認するケースなど、募集方法は多様です.ボランティア先の学校を探す方法が分からないときは、教育キャリア支援課までお問い合わせください。
学校ボランティアとして応募する際は、こどもたちと関わる仕事であるという、その責任と自覚を持った活動が求められます。将来教員をめざす学生(教員免許取得見込者)にとって、学校ボランティアは現場を知る良い機会ですので、チャレンジしてください。

【横浜市】よこはま教育実践ボランティア
【神奈川県】スクールライフサポーター
【東京都】TEPRO Supporter Bank(東京学校支援機構)
【文科省】学校・子供応援サポーター人材バンク

■教職インターンシップ(教師塾)

自治体によっては、教師としての資質能力を高めるためのカリキュラムを組んで総合的に優れた人材を育てようとするしくみがあります。これが教職インターンシップとも言われる教師塾の制度です。教師塾は教員となるための資質能力を高めることを目的としています。自治体ごとに様々な名称で設けられていて、内容も千差万別です。また、教員採用試験においても、自治体によっては塾生を対象とした採用枠が設けられていたり、試験の一部が免除される場合があります。志望する自治体の教育委員会のホームページなどで、詳細を確認してください。

   

【東京都】東京教師養成塾
【神奈川県】かながわティーチャーズカレッジ
【横浜市】よこはま教師塾アイ・カレッジ
【千葉県・千葉市】ちば!教職たまごプロジェクト
【千葉県・千葉市】千の葉の先生養成塾
【埼玉県】彩の国かがやき教師塾ベーシックコース
【さいたま市】さいたま市教師塾「夢」講座
【相模原市】さがみ風っ子教師塾
【川崎市】かわさき教師塾「輝け☆明日の先生」

採用実績

多くの本学卒業生が、幼稚園教員、小学校教員、英語科教員、社会科教員、特別支援学校教員として活躍されています。
また、これ以外にも、本学を卒業後に他大学等で教員免許を取得し、国語科教員や数学科教員として教壇に立つ教員もいます。

公立・私立学校教員就職者数(過去3年)

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