PRIME on CAMPUS学生との共同企画

【国際平和研究所主催・Café du PRIME】「難民・フクシマ・平和について いま 考え、語ろう」②

 

Café du PRIME 「難民・フクシマ・平和について いま 考え、語ろう」

 

毎日見る風景には特に変わったところは感じられないかもしれません。
でも、私たちの住むこの日本・世界は、実は、とても深刻な岐路に立たされています。
普段の報道だけでは分からないその実情を、明学国際平和研究所の教員たちがわかりやすく読み解きます。

 

第2回となる今回は、国際平和研究所 平山恵所員が話題提供します。 

平山先生のお話の要旨は以下です。

 

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広島で開催されたG7は「平和サミット」を期待されたが、武器供与の「国際協力」合意となった。英国が戦車の供与に加え、劣化ウラン弾を供与することを決めた。劣化ウラン弾は湾岸戦争時にイラクで使用され、イラクの子どもたちが白血病を発症した。それだけでなく、イラクに派遣された米兵から生まれる子どもたちに奇形が生じる悲劇が起きている。

一方、昨年(学生と近い年齢の)福島の若者たち6人が原告となり「甲状腺がんに罹患したのは原発事故に伴う放射線被ばくによるもの」だとして東京地裁に提起した裁判があった。G7を目指して広島の被爆者やその支援者が闘ってきた課題と「甲状腺がん」の裁判が重なった。一見、つながっていないように見える複数の問題の根源にあるものが見えてきた。

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お昼ご飯をたずさえて、ぜひのぞいてみてください。
1年生から、もちろん大学院生も教員も職員も、誰でも大歓迎です。

 

対面のみの開催となります。
是非、821教室にふるってお集まりください。

 

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【話題提供】平山 恵(PRIME所員・明治学院大学国際学部准教授)

 

【日時】6月27日(火)12:40~13:20
※お昼休みの時間を基本とします。

 

【会場】横浜キャンパス8号館821教室

※入退室自由
※黙食にご協力ください。
※換気を徹底します。
※当日は記録のため、録音させていただきます。ご了承ください。

 

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◆Café du PRIMEとは…
世界について、自分について、人生について、 みんないろいろ考えてる。
みんないろいろ話したい。でもそんな場所は意外に少ない。
そんな場所の一つがCafé du PRIMEです。
学生と国際平和研究所の共同企画として、もう300回以上開催されています。

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お問い合わせ

prime[at]prime.meijigakuin.ac.jp
“[at]”部分を半角の“@”に変更してください。