春学期 現代世界と人間4
2011年度 現代世界と人間4/総合講座 担当:高原孝生先生
春学期 横浜校舎 毎週金曜日5時限(16:45-18:15)
「平和・開発・人権」B ~広島・長崎講座~
学修目標 | |
自分はもうヒロシマ・ナガサキを知っているかのように思っている日本人学生が多いが、本当だろうか。海外の友に向かって、自分の言葉でその意味を語ることができるように、あらためてきちんと核問題を学びたい。 |
講義概要 | |
広島・長崎両市への原爆投下、およびそれによって開幕した我々の生きる核時代の諸問題を検討する。授業計画に示されるように、毎回たてられるテーマにしたがい、原爆投下をめぐる歴史上の争点、原爆被害の実態、戦後続けられた核実験、今日の核兵器の危険、原子力発電の危険をどう考えるか、等を内容として予定している。なおこの授業は「広島・長崎講座」として、広島・長崎両市から認められたものであり、明治学院大学国際平和研究所が主体となって提供する科目である。 |
講義概要 |
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第1回 5/6 なぜ今、ヒロシマ・ナガサキなのか:被爆者のことばを聞く 神戸美和子さん(広島出身被爆者)、高原孝生(国際学部教員、PRIME所員) |
第9回 第7回 6/17 連続講座 「東日本大震災と私たち」(第6回) 隠された戦後の核の犠牲者たち:核実験の現場を歩く 豊﨑博光さん(写真家、核問題研究者) |
第2回 5/13 核兵器に対し市民はどう行動するのか:軍縮・核廃絶NGOの実践と課題 塚田晋一郎さん(ピースデポ事務局) |
第10回 6/24 連続講座 「東日本大震災と私たち」(第7回) 核に覆われた世界:核燃料サイクルと恒常的な放射能汚染の脅威 豊﨑博光さん(写真家、核問題研究者) |
第3回 5/20 もうひとつの被爆:「ビキニ事件」を考える 大石又七さん(第五福竜丸元乗組員) |
第11回 7/1 あらためて、核兵器のどこが特殊なのか:科学者の目から見た原爆・水爆 小沼通二さん(慶応大学名誉教授、PRIME研究員) |
第4回 5/27 「核兵器に対し市民はどう行動するのか: 軍縮・核廃絶NGOの実践と課題」 塚田晋一郎さん(ピースデポ事務局長代行) |
第12回 7/8 核に対して科学者はどう行動したか:パグウォッシュ会議の歩み 小沼通二さん(慶應大学名誉教授、PRIME研究員) |
第5回 6/3 原爆投下をアメリカはどう記憶してきたか:スミソニアン事件と米国の歴史意識 アレキサンダー・ヴィシー(国際学部教員、PRIME所員) |
第13回 7/15 あらためて、若い世代にとっての核問題とは:学生ができること 吉田遼さん(一橋大学博士課程、セイピースプロジェクト代表) |
第6回 6/10 軍都広島を考える:地図から消された大久野島、そして西アジアのヒバクシャ 竹尾茂樹(国際学部教員、PRIME所長) |
第14回 7/22 自分に何ができるか:NACとアオギリ・プロジェクト 中村里美さん(シンガーソングライター) |
第15回 7/29 期末試験 (聴講不可) |
学内者・学外者の聴講も歓迎です。
授業に向けての準備・アドバイス | |
期末試験期間中に試験を行う。 |
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