PEACE EDUCATION平和教育

秋学期 【2017年度】現代平和研究1

広島・長崎講座

  • コーディネーター :高原 孝生(PRIME所員、国際学部教員) 渡辺 祐子(PRIME所員、教養教育センター教員)
  • 校舎 :明治学院大学 横浜校舎
  • 教室 :未定
  • 時間 :毎週木曜日5時限(16:45-18:15)

 

学習目標
深刻な原発事故によって「核」の意味があらためて問われる中、核兵器廃絶への道筋はいまだに不透明である。そうした今日の現実をとらえる上で、必須とされる知識と視点を自らのものにするとともに、日本の戦争被害と加害の歴史を知る。受講者が日本の加害の歴史を心に刻みつつ、海外の友人たちにヒロシマ・ナガサキについて語れるようになってもらうことが最大の目標である。
講義概要
「唯一の被爆国」といわれる日本で学ぶ若者は、ヒロシマ・ナガサキをどこまで知っているだろうか。この授業では、原爆投下によって開かれた核時代に関する基本的な知識を確かなものにし、さらに日本が被害を与えた諸国で原爆投下がどのように受け止められたのかという視点から、今の日本人がふまえるべき侵略と加害の歴史をふりかえる。明治学院大学国際平和研究所が提供するこの授業は「広島・長崎講座」として、広島・長崎両市が事務局となる平和市長会議から認められたものである。各回に掲げられたテーマを、複数の講師がリレー方式で担当する。
講義概要(日程・テーマ等変更の可能性あり、担当者は確定次第更新予定)
第1回 なぜ今、ヒロシマ・ナガサキなのか:核時代の起点としての原爆投下/ 第9回 原爆をアジアの人々はどう受け止めたか:国際社会における戦争と原爆/
第2回核兵器のどこが特殊なのか:科学者の目から見た原爆・水爆/ 第10回 朝鮮人被爆者とその戦後:そこから見えてくるものは何か/
第3回  原子雲の下で何が起きていたのか:被爆者のことばを聞く/ 第11回 戦争と女性 日本軍「慰安婦」問題を考える/
第4回 原爆投下をアメリカはどう記憶してきたか:スミソニアン事件と米国の歴史意識/ 第12回 文学は戦争をどう描いたか/
第5回 隠された戦後の核の犠牲者たち:核実験の現場を歩く/ 第13回 植民地支配と戦後韓国社会/
第6回  もう一つの被爆:「ビキニ事件」が今、振り返られているのはなぜか/ 第14回  私たちに出来ることは何か:平和博物館のネットワークづくり/
第7回  核に覆われた世界:核燃料サイクルと恒常的な放射能汚染の脅威/ 第15回 ふりかえりと到達度の確認
第8回  核兵器禁止条約へのうごき:背景となったNGOのはたらき/  
参考文献
丸浜江里子『ほうしゃの雨は もういらない』凱風社、2016;『ヒロシマ・原爆地獄』(自費出版);島本慈子『戦争で死ぬ、ということ』岩波新書、2006 他、授業で多数、指示する。
成績評価の基準
毎回のリアクションペーパー(50%)と期末レポート(50%)。
関連URL
http://www.meijigakuin.ac.jp/~prime/
備考
※履修希望者多数の場合抽選。

学内者・学外者の聴講も歓迎です。