秋学期 【2020年度】現代平和研究3
学習目標 | |
人道的な危機に対する国際社会の取り組みを、その現実と理論を含む、多様な視点で理解する力を養うこと。 |
講義概要 | |
世界各地で絶えることのない武力紛争や市民に対するさまざまな暴力。それを私たちはどのように考え、それにどのように向き合うことができるのか。明学赤十字講座として開催されるこの授業では、代表的な国際人道支援である赤十字運動を生み出す背景となった国際政治と国際人道法を学ぶとともに、赤十字運動をはじ めとする、今日のさまざまな人道支援活動の取り組みを見ていく。そして、現在の国際社会において人道支援活動が直面している数多くの困難も含めて、それに対する国際社会、政府、市民の関わり方を考えて行く。各回の具体的な内容については、授業開始時にあらためて指示する。 |
講義概要 (敬称略・講義予定は変更の可能性あり) | |
第1回 9/24 わたしたちの戦争と平和/平山 恵(国際学部教員、PRIME所員) | |
第2回 10/1 国際赤十字・赤新月運動/堀 乙彦(日本赤十字社) | |
第3回 10/8 人道支援の基本理念とボランティアの役割/田中 康夫(日本赤十字社) | |
第4回 10/15 赤十字国際委員会の活動/眞壁 仁美(赤十字国際委員会(ICRC)) | |
第5回 10/22 国際人道法の誕生とその発展/東澤 靖(法学部教員、PRIME所員) | |
第6回 10/29 被ばくとコロナ下で生きるとは/関 久雄(NPO法人ライフケア代表) | |
第7回 11/5 日本国憲法の平和主義を実践する/今井 高樹(日本国際ボランティアセンター(JVC)) | |
第8回 11/12 イエメン内戦とそれに伴う食糧危機に対する取り組み/古谷 小夏(認定NPO法人アイキャン海外事業部) | |
第9回 11/19 軍縮と人道:核兵器禁止条約の挑戦/高原 孝生(国際学部教員、PRIME所長) ※Microsoft Teamsを使用した平和学のオンライン講義と兼ねて開催します。講義実施詳細は別途お知らせ予定です。 |
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第10回 11/26 難民を保護するための取り組み/可部 州彦(教養教育センター付属研究所研究員) | |
第11回 12/3 無国籍と重国籍/小田川 綾音(弁護士) | |
第12回 12/10 先住民族・少数民族の権利と保護/木村 真希子(津田塾大学教員、PRIME客員所員) | |
第13回 12/17 東京大空襲の朝鮮人被害/千地 健太(東京大空襲・戦災資料センター) | |
第14回 1/7 紛争下の性暴力への世界の取り組み/渡辺 美奈(アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」(wam)館長) |
参考文献 | |
特になし |
成績評価の基準 | |
各回の授業への参加及び討論への参加30%、授業終了時に指示するリアクションペーパーの評価70% |
関連URL | |
http://www.meijigakuin.ac.jp/~prime/ |
備考 | |
学内者・学外者の聴講も歓迎ですが、オンライン開催のため申込制とします。参加ご希望の方は、国際平和研究所代表(prime@prime.meijigakuin.ac.jp)までお問い合わせください。 |
〒108-8636 東京都 港区 白金台 1-2-37
本館 9階
TEL: 03-5421-5652 FAX: 03-5421-5653
開室時間: 平日10:00~18:00
〒244-8539 神奈川県横浜市戸塚区上倉田町1518
8号館 3階
TEL: 045-863-2203 FAX: 045-863-2205
開室時間: 平日10:00~18:00
E-MAIL: prime[at]prime.meijigakuin.ac.jp
“[at]”部分を半角の“@”に変更してメールをお送りください。