7月7日、国連において、核兵器禁止条約が採択されました。しかし日本政府は、唯一の戦争被爆国であるにもかかわらず、この交渉に参加せず、条約にも加盟しないと表明しました。北東アジアの安全保障環境がその理由だと言います。北朝鮮の核・ミサイル開発が急速に進んでいます。米韓合同軍事演習が、さらに朝鮮半島の緊張感を高めています。しかし、核の傘ではこの状況を解決できません。シンポジウムでは、核の傘に代わる安全保障政策としての「北東アジア非核兵器地帯」について考えます。

プログラム

◆講演：

梅林宏道（ピースデポ特別顧問）

「禁止条約と北東アジア非核兵器地帯」

徐輔赫（韓国・参与連帯平和軍縮センター長、ソウル大学統一平和研究院）

「北朝鮮の核・ミサイル開発と文在寅政権」

◆パネル討論：

阿部知子（衆議院議員。核軍縮不拡散議員連盟（PNND）日本所属）

大西英玄（音羽山清水寺執事補、WCRP核兵器禁止条約タスクフォースメンバー）

主催：NPO法人ピースデポ

後援：明治学院大学国際平和研究所、世界宗教者平和会議日本委員会（WCRP）