「インパール作戦―現地被害・記憶・和解」

連続オンラインセミナー

アジア太平洋戦争中のインパール作戦は、兵站無視の無謀な作戦により何万人もの死傷者を出した作戦として有名です。近年では、無謀な政策を揶揄してインパール作戦のようだと表現されることがあります。しかし、インパール作戦の戦場となったインド北東部のナガランド州・マニプル州(現在)には人が住んでおり、その地域にも被害が及んだことはほとんど知られていません。この連続セミナーでは被害の状況を明らかにすること、また補償がなされていないことを問題提起し、和解のあり方を考えることを目指します。第2回目は、ある日本兵と現地女性をめぐる噂を手がかりとし、ナガランド州・マニプル州における戦争の記憶のあり方を論じます。

日時　　：　2021年2月22日(月)　18:00～20:00

場所　　：　ZOOMを利用したオンライン開催

申し込み：　要　https://forms.gle/PYPNDVwjYUukJvMFA
　　　　　　※当日までこちらのGoogleフォームで受付を継続します
　　　　　　　お申込みいただきました方に、当日の参加方法等、詳細をご案内させて いただきます。
　　　　　　　こちらのリンクの受付は終了しました↓
　　　　　　　※2月18日(木)までにGoogleフォームよりお申込みください。
　　　　　　　https://forms.gle/esRDJccr6cAD3en89

参加費　：　無料

第２回報告タイトル　：　「シャレングラは日本兵と結婚したのか？――インパール作戦をめぐる語りと記憶」

報告者　：　木村真希子（津田塾大学教授）

討論者　：　竹中千春（立教大学教授）

主催　：　インパール作戦後の和解を考える会

共催　：　明治学院大学国際平和研究所(PRIME)

※第３回目の予定は以下の通りです。3月中に開催予定ですが、日程は決まり次第、お知らせします。

第３回　　渡部春奈(デリー大学)：「ナガランドにおける第二次世界大戦の記憶と記念式典を理解する」（仮題）
　　　　　討論者：未定