公開研究会
研究プロジェクト「<開発>経験の環境史」研究会
東日本大震災、原発事故からの10年を考える②――甲斐良治さん、菅野義樹さんと語る
東日本大震災から10年が経とうとしています。
甲斐良治さんは農山漁村文化協会の編集者として、40年以上全国の農村をまわってきました。日本の農村や、そこに生きる人たちの沢山の言葉が甲斐さんによって伝えられてきました。東日本大震災の発生した年に、編集長をしていた雑誌『季刊地域』において「特集 大震災・原発災害東北(ふるさと)はあきらめない」を刊行し、むらとまち、地域と世界を結び直すことを表しました。
原発事故によって飯舘村から北海道栗山町に移住した菅野さんは、飼料作物を栽培しながら和牛の繁殖・経産肥育をし、レストランを営んでいます。私が菅野さんを訪ね、お話を伺ったのが2017年の1月。別れ際の菅野さんは「僕たちは際どいところに立たされたので、世の中が良く見える」と語りました。
甲斐さんは今年、農文協を退職されます。震災の後も各地では地震や水害がおこり、そして全世界をコロナ禍が襲っています。そんな中でゆらいでいくものもあれば、ゆるがないものもあります。
さまざまなことがあったこの10年を経て、農村の現場から何が見えてきたのか、このあたりをじっくり伺いたいと思います。
(文章 猪瀬浩平)
日時 : 3月8日(月) 13:30~15:30
場所 : ZOOMを利用したオンライン開催
申し込み : 要 こちらのURLよりお申し込みください。
https://forms.gle/p9fH3grHzzxYT3s88
お申込みいただいた方に参加方法等ご連絡いたします。
参加費 : 無料
スピーカー:
菅野義樹さん(飯舘村出身/北海道栗山町在住。畜産農家、和牛牧場、ファームレストラン経営)
甲斐良治さん(農山漁村文化協会)
進行 :
猪瀬浩平(PRIME所員)
主催 : 明治学院大学国際平和研究所(PRIME)
~今後の予定~
東日本大震災、原発事故からの10年を考える③ : 3月26日(金)午後
※企画内容の詳細は調整中です。確定次第、お知らせいたします。
明治学院大学国際平和研究所(PRIME)
■TEL:03-5421-5652 ■FAX:03-5421-5653
■URL:http://www.meijigakuin.ac.jp/~prime/
■E-MAIL:prime@prime.meijigakuin.ac.jp
〒108-8636 東京都 港区 白金台 1-2-37
本館 9階
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開室時間: 平日10:00~18:00
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8号館 3階
TEL: 045-863-2203 FAX: 045-863-2205
開室時間: 平日10:00~18:00
E-MAIL: prime[at]prime.meijigakuin.ac.jp
“[at]”部分を半角の“@”に変更してメールをお送りください。