五十嵐義隆氏講演　　「汚染水の海洋放出は瀬戸際にある！」

東電福島第一原発による汚染水の海洋放出がまもなく強行されるのではないかと指摘されています。それがどれほど差し迫った状況なのか、地元の方々はどのような懸念を有しているのか、放出されれば地域社会はどのような変化を被ることになるのか、これらは、福島の原発に依存してきた私たち自身が向き合う問題でもあるといえます。東アジアをはじめ世界各地でも強い懸念が示されていることを考えれば、なおさらです。
未だ非常事態宣言中の福島県の原発事故の課題を現代に生きる私たちがどう捉え、どう行動していくことができるのか。震災で発生した原発事故だからこそ、安全保障と平和についても考えるきっかけとなります。
震災と原発事故そのものは国内の課題でしたが、放射能汚染水の海洋放出と向き合った場合にそれはもはや一国で決められる汚染問題ではなくなります。
震災発生から12年の歳月は汚染水処理を考える時、もう遅いのか、まだ解決の可能性を見出せるのか。
そこで、地元から内外に海洋放出の阻止を呼びかけている福島県いわき市在住の五十嵐義隆さんを招き、いま何が起きているのか、福島県内外との対話から、日本と近隣諸国、はたまた世界と向き合いながら、これから、私たちに何ができるのかを語り合いたいと思います。

講師：　五十嵐義隆（一般社団法人日中共同市場促進会代表理事、福島県在住）

日時：　6月22日（木）17：00～18:30

場所：　明治学院大学横浜キャンパス　8号館821教室　＊オンライン（ZOOMウェビナー）併用

申込み：　不要（対面参加）
　　　　◆オンライン受講をご希望の方は https://forms.gle/oucNEw1iu8Hnq8U8A よりお申し込みください。

参加費：　無料

主催：明治学院大学国際平和研究所(PRIME)