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公開講座

【PRIMEプロジェクト研究会】木を伐ること、立ち止まること:明学正門前の大銀杏について考える


開催概要

  • 講 師 :勝俣誠、島岡幹夫
  • 言 語 :日本語
  • 参加申込 :参加費不要、事前申し込み要
  • 日時 : 2023.11.16[木] 18:00~19:00
  • 場所 :明治学院大学 白金校舎 地 図  本館3階1302教室

 

PRIMEプロジェクト研究会

「木を伐ること、立ち止まること:明学正門前の大銀杏について考える」

 

2023年の夏、明治学院正門前の大銀杏が伐採されました。港区から空洞化率が進み、倒木の危険性が高まったということが理由です。

 

大銀杏は、長い間、明治学院の学生・生徒たちや道行く人々を見守っていた木です。
明治学院2代目総理の井深梶之助は、1921年東京市の道路拡幅計画に際し、土地の一部提供を求められた際、東京市の発展のためその要求に従いました。しかし、正門目の大銀杏(樹木番号 高12-001)に対しては「町の風致のため、伐採しない」という約束を取りつけ、東京市に無償提供しました。今回の伐採にあたって、この約束は検討されたのでしょうか?

 

大銀杏の切り株からは、若い芽が育っています。港区は、この切り株すらも伐根するというのが港区の計画のようです。しかし、倒木の恐れのないこの若い芽の命を絶ってもいいのでしょうか?そして伐根のあと道路がまっすぐになるとしたら、そもそもの目的は道路整備だったのではないでしょうか?

 

倒木の危険を叫ぶ声を受けて、思考を止めてしまうのではなく、立ち止まって考えてみたいと思います。

 

日時  : 11月16日(木) 18:00~19:00 *17時10分~17時40分まで大銀杏の切り株の検証を予定。現場検証の立ち会いをご希望の方は正門前切り株付近にお集まりください。

場所  : 明治学院大学白金キャンパス 本館3階1302教室

申し込み: 要 こちらのURLより申し込みください。 https://forms.gle/C4SY6NsmYNsm5kVh9

参加費 : 無料

 

プログラム

・大銀杏の伐採経緯についての検証:勝俣誠(PRIME研究員)

・農業者/林業者からの応答:島岡幹夫(四万十町農民/NPO法人朝霧森林倶楽部代表)

・進行:猪瀬浩平(PRIME所員/教養教育センター)

 

主催: 明治学院大学国際平和研究所 予備研究「森の恵み」を考える――人と自然の平和的共存に向けて」

 

※当イベントの取材を希望される報道関係者の方は、必ず事前に下記お問い合わせ先宛てにご一報ください。

お問い合わせ先

明治学院大学国際平和研究所(PRIME)
■TEL:03-5421-5652  ■FAX:03-5421-5653 
■URL:http://www.meijigakuin.ac.jp/~prime/
■E-MAIL:prime@prime.meijigakuin.ac.jp