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PRIME(紀要)

特集:戦争から逃げる、戦争から逃げられない

巻頭言
 積極的平和への誓い 阿部 浩己
特集:戦争から逃げる、戦争から逃げられない
 導入文
  特集にあたって 鄭 栄桓 
 PRIMEインタビュー
  無力感に抗い、戦争のない世界をつくりだすために―ウクライナ危機のただなかで 高原 孝生
聞き手:鄭 栄桓
阿部 浩己
長谷部 美佳
土井 智義
 論文
  ヨーロッパ問題としてのロシア・ウクライナ戦争―戦争の社会化とナショナリズム 鵜飼 哲
  市民的不服従とウクライナ戦争 寺島 俊穂
  暴力に抗って―ロシア・フェミニストたちの反戦運動 高柳 聡子
  逃げた人たち、逃げなかった人たち、逃げる人たち、逃げられない人たち
  ―パレスチナ難民のこと―
田中 好子
  ウクライナ情勢をめぐる中国の立場と「アメリカ問題」 浅井 基文
 詩の解題
  「逃げる人」「逃げられない人」の分断:フクシマの関久雄氏の詩から 平山 恵
 書評エッセイ
  田中祐介編『無数のひとりが紡ぐ歴史 日記文化から近現代日本を照射する』
  (文学通信、2022)
勝俣 誠
投稿論文
 論文
  朝鮮戦争勃発前後の平和擁護運動における署名獲得方法の変化
   ストックホルム・アピール署名運動からベルリン・アピール署名運動へ
長島 祐基
追悼・武者小路公秀元所長
 エッセイ
  追悼文:武者小路公秀先生を偲ぶ―その生き方を伝えるために 上村 英明
書評
 フィリップ・サンズ著、園部哲訳
  『ニュルンベルク合流:「ジェノサイド」と「人道に対する罪」の起源』(白水社、2018)
東澤 靖
 川口隆行『広島 (ヒロシマ)抗いの詩学―原爆文学と戦後文化運動―』(琥珀書房、2022) 柴田 優呼
 蘭信三・石原俊・一ノ瀬俊也・佐藤文香・西村明・野上元・福間良明 編
  『シリーズ戦争と社会3総力戦・帝国崩壊・占領』(岩波書店、2022)
土井 智義
 金耿昊『積み重なる差別と貧困:在日朝鮮人と生活保護』(法政大学出版局、2022) 宮﨑 理
 鄭栄桓『歴史のなかの朝鮮籍』(以文社、2022) 鄭 祐宗
所員・研究員の書籍紹介
 『国際人権法講義』(信山社、2022) 東澤 靖
 キャロル・ヘルストスキー著、小田原琳・秦泉寺友紀・山手昌樹訳
 『イタリア料理の誕生』(人文書院、2022)
小田原 琳
 『越境する出雲学―浮かび上がるもうひとつの日本』(筑摩選書、2022) 岡本 雅享
 『当たり前の日常を手に入れるために―性搾取社会を生きる私たちの闘い』(影書房、2022) 仁藤 夢乃
 『いとうたけひこ選集:新しい地平を拓く心理学』(風間書房、2022) いとう たけひこ
 『米国の沖縄統治と「外国人」管理―強制送還の系譜』(法政大学出版局、2022) 土井 智義
新任PRIME研究員紹介
プロジェクト報告
 年度報告
  <開発>経験の環境史 猪瀬 浩平
  「向こう岸」からみた朝鮮戦争:朝鮮民主主義人民共和国・中華人民共和国での経験から 鄭 栄桓
 予備研究報告
  分極化の時代のマイノリティ文化 浪岡 新太郎
  地域のレジリエンスを高めることによる市民の平和貢献 平山 恵
2021年度 国際平和研究所(PRIME)活動報告