比較政治・国際組織論
冷戦終結後の時代は、EUに代表される地域統合やグローバル化がめざましく進展した、リベラリズムの全盛期でした。しかしグローバル金融危機後、多くの先進国ではポピュリズムが台頭し、リベラリズムは挑戦を受けています。このような変化が起きた原因について、多角的な視点から考察します。
都市行政・都政研究
現実に進行している都市行政の制度と政策の改革事例を、現場の知見を学びながら、自らの社会的課題として捉えて、教養ある市民として行動する規範と技術を身につけます。
国際政治学
国際社会の歴史を16世紀ヨーロッパにまで遡って概観しつつ、20世紀初頭に成立した国際政治学の諸理論を学ぶことで、現代の国際問題の理解に不可欠な視座を養います。
政治学原論
政治学の基礎概念や分析枠組みを学びます。以後の政治学学習の基礎となる科目です。
政治制度論
現代の私たちが生きる社会、とりわけ民主主義的な政治制度の根幹をなす議会制度と選挙制度について世界全体の中での比較という視野から理解を深めることを目的としています。
日本政治史
近現代日本の政治史・外交史について学びます。個々の過程分析、比較、歴史の大きな流れの把握、政治学の一般的な知見との接合といった観点から総合的に検討します。
政治心理学
有権者の行動やメディアの報道の影響、政治家の行動を理解するための諸理論を学ぶとともに、これらを用いて現代政治を分析できるようになることを目的としています。
公共政策・福祉国家論
公共政策の理論および福祉国家の歴史・理念を学ぶとともに、福祉・医療・まちづくり・環境・労働等の分野を中心に、法政策の対応、政府・企業・非営利組織の役割を検討します。
政治社会学
「19世紀型社会科学」の特徴と限界を解明するとともに、「21世紀型社会科学」のあり方を模索します。「グローバル化論」についても、比較文明論的視点から検討します。
行政学
行政学の基礎知識とする政治と行政の関係、官僚制理論、責任論などを理解しながら、日本行政の実態分析(政官関係、行政指導、政策評価など)とその理論化を検討します。
日本政治論
現代日本政治の具体的な事例に即して、それを理論的に分析します。受講生と対話型の講義も試み、学生が社会科学的な思考方法を身につけられるように努めています。
2022年4月1日現在 (50音順)