開催日 | 11月17日(土)、18日(日) |
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時間 | 【シンポジウム】 12:00~17:20 【展示】 10:00~18:00 |
会場 | 【シンポジウム】 白金キャンパス 3201教室 【展示】 白金キャンパス インブリー館 |
主催 | 明治学院大学言語文化研究所・文学部芸術学科 |
■概要 | 大野一雄氏(1906~)は、戦前から現代舞踊に携わり、1950年代末から、土方巽氏とともに舞踏を創始しました。この日本発の画期的な現代舞踊は、今や「BUTOH」として海外でも広く認知され、様々な芸術領域に深い影響を与えています。その中心人物が大野一雄氏であり、多様な言語、文化を超え、人々を感動の渦に巻き込む前人未到のその舞踏は、究極の身体表象の達成と言えます。2002年にはイタリアのボローニャ大学で大野一雄アーカイブが開設され、海外での舞踏研究も盛んに行われていますが、今回の「大野一雄国際シンポジウム」の開催により、大野一雄氏の舞踏の営みの全容が浮き彫りになるとともに、世界における大野一雄及び舞踏研究の動向、老いと芸術行為、身体表象と言語、文化、宗教等の関係性、現代芸術の根源の課題、真の国際的な芸術、文化交流のあり方が、多面的に問い直されるはずです。また明治学院大学では、1996年に大野一雄氏を招きチャペルで講演会を開催していますが、今回はさらにシンポジウムと同時に「大野一雄舞踏研究所」の協力により、大野一雄氏の活動の足跡を振り返る、ポスター、舞台写真、衣装、映像資料、未公開の創作ノート、書簡等の展示も行います。 |
■シンポジウム | <タイムスケジュール> 第1日目(11月17日) 12:00~12:45 「大野一雄の舞踏世界———シンポジウム開催の意義」 岡本章(本学教授) 12:55~13:40 「舞踏登場前夜———戦後日本モダンダンスと大野一雄」 國吉和子(早稲田大学非常勤講師) 13:50~14:35 「『死者』と一緒に踊る老体———『ラ・アルヘンチーナ頌』の分析」 木村覚(国士舘大学非常勤講師) 14:45~15:55 「ヨーロッパにおける大野一雄及び舞踏研究」 エウジュニア・カジニ・ロパ(ボローニャ大学教授) 16:05~17:20 対談 辻惟雄(MIHO MUSEUM館長) 細江英公(写真家) 司会 山下裕二(本学教授) 第2日目(11月18日) 12:00~12:50 「大野一雄氏との出合い」 笠井叡(舞踏家) 13:00~13:50 「キリスト教から読む大野一雄」 柳澤田実(南山大学専任講師) 14:00~14:50 「幻想の身体・大野一雄」 渡辺保(演劇評論家) 15:20~17:20 パネルディスカッション 「大野一雄・舞踏と生命」(参加者全員) 司会 四方田犬彦(本学教授) |
■展示 | 「大野一雄展・舞踏と生命101」 1889年頃に建てられた宣教師館で、国の重要文化財でもあるインブリー館を会場に、大野一雄氏の活動の足跡を振り返る展示を行います。 |
■協力 | 大野一雄舞踏研究所/イタリア文化会館 |
どちらも入場無料 | |
お問い合わせ先芸術学科共同研究室e-mail : art@ltr.meijigakuin.ac.jp Tel: 03-5421-5380 Fax: 03-5421-5502 |
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関連リンクhttp://www.meijigakuin.ac.jp/~art/news/event/index.html ">芸術学科のHPhttp://www.meijigakuin.ac.jp/~art/news/event/index.html |