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記憶と証言

開催日 11月21日(水)
時間 15:45~18:00(第一部)
休憩
18:30~20:30(第二部)

※各回、初めに10分ほどのレクチャーがあります。参加無料
会場 白金 2号館2202番教室
主催 フランス文学科共同研究室
第1部 選択と運命 Choice and Destiny(第一部)

■イスラエルに住む監督の両親、80歳の父親と72歳の母親は第二次世界大戦中のホロコーストの生存者である。その体験は重荷となって二人を悩まし続けているが決してそれを話そうとはしない。自分の両親をより深く理解するため、彼女は自分を生んでくれた両親にあえてカメラを向け体験談を聞き出そうとする。日常のさりげない生活のなかで、まず父親が淡々と、そして次第に母親も自分の体験を語り始める。これはこれまで何百と作られてきたホロコースト物語とは一線を画す家族の物語である。


第2部 S21 クメール・ルージュの虐殺者たち S21,yhe KhmerRouge Killing Machine(第二部)

■かつての政治犯収容所「S21」。クメール・ルージュの大虐殺による加害者と被害者をその場所に集め、非人間的で過酷な日々を再現していく。証言で明らかになる真実の数々、対峙する2人のやりとりの迫真性が25年という時を越える。カンボジア生まれのリティー・パニュ監督(映画祭2001『さすらう者たちの地』でフラハティ賞受賞)の、故国への想いが静かに脈打つ。


後援:山形国際ドキュメンタリー映画祭

お問い合わせ先

フランス文学科共同研究室
e-mail:france@ltr.meijigakuin.ac.jp
tel:03-5421-5221

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