開催日 | 12月10日(月) |
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時間 | 16時45分~18時15分 |
会場 | 明治学院大学・横浜校舎7号館720講義室 |
主催 | 明治学院大学法学部 |
概要 | 生物多様性の重要性が認識されるようになり、その維持が今日の世界の中心課題とされている。その関連で、長年にわたり身近に存在していた里山や里海の荒廃が生物多様性の消失の一因になっているとして適切な管理が求められている。実際、里山の荒廃は、コウノトリやトキ、フジバカマをはじめとして、身近にいた多くの水生生物や昆虫を絶滅の危機に陥れている。このような現状に鑑み、この講演会では、絶滅した生物種の野生復帰に焦点を当てながら、雑木林や里山の適切な管理、そして、自然と人との関係のあり方について考える。 ※入場無料 どなたでも参加できます。 |
講師 | 柳生 博氏(俳優、日本野鳥の会・会長) |
講師 プロフィール | 数々のテレビドラマなどにおいて独特の存在感を放つとともに、NHKテレビ「生きもの地球紀行」のナレーションや「すばらしい味の世界」、「クイズハンター」の司会として活躍。ライフワークとして八ヶ岳の山々に囲まれた山梨県北杜市大泉町に30年以上にわたって居を構え、作庭家として雑木林を復元し家族でギャラリー・レストラン「八ヶ岳倶楽部」を営む。 八ヶ岳との縁は、剣豪として有名な柳生一族の子孫として家訓「13歳になったら1人旅に出なさい」に従い、小海線(小淵沢から小諸)沿線で1カ月過ごしたことに始まる。25年後に再訪して、生き物のいない「沈黙の森」に変わってしまったことに驚き、生き物の住む雑木林の再生に取り組んでいる。 2004年より日本野鳥の会会長、コウノトリやトキの野生復帰に関心を寄せている。 |