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第5回しねまCafé「ロジャー&ミー」マイケル・ムーア第1回監督作品(89年アメリカ)

開催日 2009年12月14日(月)
時間 14:45~
会場 白金校舎本館3F 1306教室
主催 宗教部
アットホームな雰囲気の中、わたなべゆうこ先生と映画を見ませんか?
今回は、マイケル・ムーア第1回監督作品「ロジャー&ミー」を上映します。


これを観ておけば、公開間近のマイケル・ムアー最新作
『キャピタリズム マネーは踊る』がよりよくわかる!


ロジャーって誰・・・?
09年6月に経営破綻したアメリカ3大自動車会社の1つ
ゼネラル・モーターズ(GM)社、当時の会長ロジャー・スミス
のことです。


あらすじ

米ミシガン州フリントは監督であるマイケル・ムーアの故郷であり、
当時世界一の自動車会社ゼネラル・モーターズ(GM)社の工場町
として栄えていた。しかし工場が続々と閉鎖になり、人口の1/5に
あたる3万人が失業する町の危機に直面する。
自分を除く親族全てがそこでGM社員だったマイケル・ムーアは、
工場を第三世界に移転し、実は損をしていないのに大量クビ切りを
重ねる会社のやり口に腹を立て、当時の会長ロジャー・スミスに
町の現状を見せようと彼を追うが、面会申請はことごとくはねつけ
られ、カミカゼ取材もいつも失敗に終わる。
工場労働者たちは家賃が払えず、クリスマス・イブでさえ立ち退き
を迫られる状況に。
予想以上の速さで荒廃する町。
今や貧困層に落ちた多くの市民の、切迫した苦しみが理解出来ない
ごく僅かの富裕層市民は、驕り高ぶったコメントまで述べる始末。

マイケルの語り口はユーモラスで深刻ぶらないが、だからこそ、
町の置かれた状況の厳しさが痛切に伝わってくる。
GMは2009年6月に破産法を申請し経営破綻。
その際マイケル・ムーアは「喜びでいっぱい」とコメントを寄せた。



お問い合わせ先

宗教部事務室
白金(記念館1階)
03-5421-5218

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