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明治学院コンサート・シリーズ 第29回 ≪イタリアの光≫

開催日 2011年6月17日(金)
時間 19:00開演 (18:30開場)
会場 明治学院大学 白金キャンパス アートホール
入場無料 (一般の方々・学生、どなたにも開かれています。)
主催 国際学部 半澤朝彦
曲目 バッハ/イタリア協奏曲(弦楽三重奏曲版)
プロコフィエフ/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 作品115
モーツァルト/弦楽三重奏のためのディヴェルティメントk.563
エルガー/愛のあいさつ


室内楽の起源シリーズ、今回はイタリアが隠れたテーマです。イタリアの音楽的パワーは中世以来、圧倒的なものがありました。「有名な作曲家」にドイツ圏の人が多いのは、われわれが馴染んでいるドイツ史観のためもあります。ハイドンやベートーヴェンは緻密な室内楽を確立しましたが、今回のバッハ、モーツァルト、ロシア人プロコフィエフも、ラテン世界への強い憧れを持っていました。久しぶりに登場する花房さんの素晴らしい美音、味わい深い牧さんのヴィオラもお楽しみに。都内屈指の音響を誇る白金アートホール(140席)で。

◆花房照子    はなふさ・あきこ (violin)
藝術大学付属高校から同大学音楽学部に進学。その間、クラシックコンクール高校の部全国大会で審査員特別賞受賞(1998年)、別府アルゲリッチ音楽祭その他に参加。2005年、奨学金を得てイギリス王立北方音楽院(Royal Northern College of Music)に留学、マチェック・ラコフスキーに師事。同音楽院主催の室内楽音楽祭のメンバーに選抜されたほか、ファイナル・リサイタルで優秀成績(Distinction)を得る。湖水地方音楽祭ほかイギリス各地で活躍、ハレ管弦楽団、BBCフィルハーモニック、マンチェスター・カメラータ室内合奏団で研修を行う。ヴァイオリンを、大関博明、小川有紀子、澤和樹、清水高師、塚原るり子、若林暢の各氏に師事。アニ・シュナッハ、イヴリー・ギトリス、ジョルジュ・パウク各氏のマスタークラスで演奏。2007年、同音楽院ディプロマ・コース終了。2009年、カザルスホールにて好評の内にデビュー・リサイタルを行う。
◆牧 夏子    まき・なつこ (viola)
桐朋学園オーケストラ・アカデミー修了。洗足学園音楽大学卒。在学中、優秀賞を受賞。卒業演奏会に出演。大学推薦により新人演奏会に出演。霧島国際音楽祭、クールシュベール夏期国際音楽アカデミーその他に参加。ヴァイオリンを永峰高志、鈴木嵯峨子、ヴィオラ、室内楽を岡田伸夫の各氏に師事。小林秀子、ヴィルフリート・シュトレーレ、ライナー・モーグ各氏のマスタークラスで演奏。2005-2010年フェリス女学院大学音楽学部非常勤副手。現在、洗足学園音楽大学演奏要員。室内楽やオーケストラで活躍するほか、NPO法人ミュージック・シェアリング(理事:五嶋みどり)にて、特別支援学校の楽器指導にも携わっている。
◆半澤朝彦    はんざわ・あさひこ(cello)
霧島国際音楽祭、京都フランス音楽アカデミー、英国湖水地方国際セミナーなどに選抜され、堤剛(桐朋学園大学)、F.ミュレール(パリ国立音楽院)、H.シャピロ(ジュリアード音楽院)、G.ホーシュ(コンセルトヘボウ管首席)氏らのマスタークラスでたびたび演奏。パリ・エコールノルマル音楽院のG.トゥリエール氏に6年間師事。クライスト・チャーチ祝祭交響楽団等の首席チェロ奏者を務め、多くの独奏会、室内楽演奏会で好評を博す。2010年、英国Trinity-Guildhall音楽院ディプロマで同音楽院相当の成績を収める。本学国際学部准教授(国際関係史)。本シリーズをプロデュース。チェロを毛利伯郎氏に師事。



[明治学院国際学部コンサート・シリーズ 第29回]
☆明治学院白金アートホールへの行き方: JR品川駅高輪口より都営バス「目黒駅」行、またはJR目黒駅より「大井競馬場」行きに乗り、「明治学院前」下車。または、地下鉄南北線の白金高輪、白金台、浅草線の高輪台からいずれも徒歩5分。ホールはキャンパス内、東門に近いガラスばり建築の「パレットゾーン」2階奥。
素晴らしいホールですがキャンパスの奥まった位置にあるため、お時間にやや余裕をもってお越しください。

お問い合わせ先

国際学部事務室:045-863-2200

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