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「日米ステップファミリー会議」公開講演会とシンポジウム

開催日 7月2日(土)・7月3日(日)
時間 下記参照
会場 明治学院大学 白金キャンパス
アートホール(パレットゾーン2階)
主催 明治学院大学社会学部付属研究所プロジェクト「ステップファミリー研究セミナー企画」、ステップファミリー・アソシエーション・オブ・ジャパン(SAJ)、日本家族社会学会
概要

成人カップルの少なくともどちらかが以前のパートナーとの間に生まれた子どもをもっている家族(子どもとその親の配偶者との間に継親子関係が生じた家族)について、日本では最近まで社会的・学問的な関心が向けられてきませんでした。
英語由来の「ステップファミリー」という呼び名を採用した支援団体SAJの設立10周年にあたり、ステップファミリーの研究と支援実践の蓄積が厚い米国から二人の研究者を招いて、日米の研究と支援実践の現在と未来を論じる場を設定しました。ふたつの国の社会的文脈を交差させながら、きわめて今日的な家族のかたちとも言えるステップファミリーに眼を向けると、柔軟な家族理解のヒントが見えてくるのではないでしょうか。
学生や当事者の方々、家族研究者や家族支援専門家の方々、どなたでも参加いただけます。

7月2日(土)

公開講演会「アメリカのステップファミリー-増大する家族形態の理解はどこまで深化したか」

司会:石井クンツ昌子(お茶の水女子大学教授)

【講演1】14:15~15:15
The Status of Stepfamily Research in the United States
Lawrence Ganong & Marilyn Coleman (University of Missouri)
「アメリカにおけるステップファミリー研究の現在」
ローレンス・ギャノン&マリリン・コールマン(ミズーリ大学教授)

【講演2】15:15~16:15
What Works in Stepfamilies
Marilyn Coleman & Lawrence Ganong (University of Missouri)
「ステップファミリーでうまくいくこと、いかないこと」
マリリン・コールマン&ローレンス・ギャノン(ミズーリ大学教授)

【講師プロフィール】
ステップファミリー研究の先進国アメリカにおける第一人者。ともにミズーリ大学の人間発達・家族研究学科で長年にわたりステップファミリーの調査研究に携わり、多数の共著書・論文を発表している。
代表的な著書に、『再婚家族関係』(1994年)、『変わる家族、変わる責任-離婚・再婚後の家族義務』(1999年)、『ステップファミリーの家族関係-発達、動態、調停』(2004年)、『現代家族ハンドブック-過去に学び、未来を見据える』(2004年)、『20世紀アメリカの家族生活』(2007年)がある(いずれも二人の共著書)。

7月3日(日)

シンポジウム「日本のステップファミリー-研究・実践の現状と展望」

【パート1】「制度と現実をめぐる研究の展開」13:30~15:20 
早野俊明(白鴎大学教授)
「日本のステップファミリーをめぐる法制度の現状と課題」
菊地真理(大阪産業大学専任講師)
「継母の役割アイデンティティ-多様性と変化」
野沢慎司(明治学院大学教授)
「ステップファミリーにおける家族関係の社会的・構造的困難」

司会:永井暁子(日本女子大学准教授)
コメント:コールマン&ギャノン教授

【パート2】「支援実践の広がりと展望」15:40~17:20
緒倉珠巳(SAJ代表)
「SAJの10年と今後の展望-継親・実親への支援を中心として」
桑田道子(女性ライフサイクル研究所)
「親の離婚・再婚を経験した子どもへの支援」

司会:茨木尚子(明治学院大学教授)
コメント:ギャノン&コールマン教授

お問合せ等

詳しいプログラム、参加申し込みについては、下記のウェブページをご参照ください。

パンフレット
ステップファミリー・アソシエイション・オブ・ジャパン Webサイト
参加申込フォーム(ステップファミリー・アソシエイション・オブ・ジャパン Webサイト)

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