開催日 | 2012年9月27日(木)~2013年1月17日(木) |
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時間 | 16:45~18:15 |
会場 | 横浜校舎 8号館2階 823教室 |
主催 | 国際平和研究所、教養教育センター |
昨年の深刻な原発事故によって、「核」の意味があらためて問われている。核時代を開いた広島・長崎両市への原爆投下から、歴史と現在を再検討することが必要だ。この講義は「広島・長崎講座」として、広島・長崎両市が事務局となる平和市長会議から認められたもので、明治学院大学国際平和研究所が提供する。 第1回 9/27 「なぜ今、ヒロシマ・ナガサキなのか: 核廃絶への新しい動向とその問題点」 高原孝生(国際学部教員、PRIME所員) 第2回 10/4 「核兵器のどこが特殊なのか: 科学者の目から見た原爆・水爆」 小沼通二先生(慶応大学名誉教授、PRIME研究員) 第3回 10/11 「原子雲の下で何が起きていたのか: 被爆者のことばを聞く」 児玉三智子さん(広島出身被爆者) 第4回 10/18 「核兵器に対し市民はどう行動するのか: 軍縮・核廃絶NGOの実践と課題」 塚田晋一郎さん(ピースデポ事務局長代行) 第5回 10/25 「原爆投下はアメリカにどう伝えられたか: ジョン・ハーシーの『ヒロシマ』」 マイケル・ワトソン(国際学部教員) 第6回 11/8 「原爆投下をアメリカはどう記憶してきたか: スミソニアン事件と米国の歴史意識」 アレックス・ヴィシー(国際学部教員、PRIME所員) 第7回 11/15 「原発事故に文学はどう対峙しようとしているのか」 高橋源一郎(国際学部教員) 第8回 11/22 「バウゼヴァンク 『みえない雲』 映像鑑賞」 9回 11/29 「原発事故にドイツはどう反応したか」 高田ゆみ子さん(翻訳家) 第10回 12/6 「もうひとつの被爆: 「ビキニ事件」を考える」 安田和也さん(第五福竜丸展示館学芸員) 第11回 12/13 「隠された戦後の核の犠牲者たち: 核実験の現場を歩く」 豊﨑博光さん(写真家、核問題研究者) 第12回 12/20 「核に覆われた世界: 核燃料サイクルと恒常的な放射能汚染の脅威」 豊﨑博光さん(写真家、核問題研究者) 第13回 1/10 「核に対して科学者はどう行動したか: パグウオッシュ会議の歩み」 小沼通二先生(慶応大学名誉教授、PRIME研究員) 第14回 1/17 「自分に何ができるか: ネバーアゲインキャンペーンと折り鶴プロジェクト」 高原孝生(国際学部教員、PRIME所員) 学内者・学外者の聴講も歓迎です。 授業に向けての準備・アドバイス 期末試験期間中に試験を行う。 参考書: 河勝重美編 『ヒロシマ・原爆地獄』(自費出版)他、多数を授業の中で紹 介する。 |