開催日 | 2012年10月20日(土) |
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時間 | 午後2時~6時(1時半開場) |
会場 | 白金校舎 2401教室 |
主催 | 主催:オルタナティブ提言の会/共催:明治学院大学平和研究所 連絡先:ピープルズプラン研究所 |
資料代 | 明学生は無料(一般800円、困窮者500円) |
報告者 | 浜 矩子(はま のりこ)さん(同志社大学大学院教員、エコノミスト) 著書に『グローバル恐慌』、『スラム化する日本経済』、『「通貨」を知れば世界が読める』、『「通貨」はこれからどうなるか』、『成熟ニッポン、 もう経済成長はいらない』(共著)ほか多数。 |
コメンテーター | 勝俣 誠(かつまた まこと)さん(明治学院大学国際平和研究所長) 髙坂 勝(こうさか まさる)さん(『ダウンシフターズ』著者) 船橋 邦子(ふなはし くにこ)さん(北京JAC〈世界女性会議ロビイングネットワーク〉共同代表) |
概要 | 現代世界は激動のただ中にあります。リーマンショックは収まったかに見えたのもつかのま、巨額の政府債務への不信がユーロ危機を招きました。ド ルはもはや基軸通貨の地位を失いつつあり、資本主義は基軸通貨なき時代に入っています。政治的・軍事的にも米国の覇権が没落過程にあることは、イ ラクやアフガニスタンの戦争の泥沼化、「アラブの春」を見れば明らかです。米国は「太平洋の時代」を謳って中国との対決姿勢を強めていますが、米 中間には対決と協調の複雑な関係があり、中国が米国に代わって覇権国になろうとしているわけではありません。世界は覇権国なき時代を迎え、ますま す混沌たる様相を呈しています。 日本社会も「経済成長なき時代」に入り、人口増とジェンダー格差、右肩上がりの成長を前提にして組み立てられた雇用や生活保障の仕組みは完全に 行き詰っています。3.11の大震災と福島原発事故は、日本社会が根本的な変化をとげなければならないことを告げました。にもかかわらず、為政者 たちは古い経済成長・役割分業・米国依存・原発依存のパラダイムにしがみついています。目を覆いたくなるような政治の混迷と腐敗はそこから来てい ます。しかし、それとはまったく違う「何か」が、脱原発の運動のなかで、またオスプレイ配備阻止の運動のなかで始まっています。 私たちは、2009年から2年をかけて討議を重ね、『根本から変えよう――もうひとつの日本社会への12の提言』を発表しました。その内容は 3.11以前にまとめられたものですが、3.11後の日本社会のオルタナティブの一つたりうるものと考えています。 そこで私たちは、先の見通せない世界経済の危機と行く末について大胆かつ明快な発言を続けておられる浜矩子さんを招いて、「世界を変える」シン ポジウムを企画しました。すでに変化が始まっているいま、世界のゆくえについて、私たちのオルタナティブについて熱く語り合いませんか。 |
お問い合わせ先ピープルズプラン研究所〒112-0014 東京都文京区関口1-44-3信生堂ビル2F 電話: 03-6424-5748 FAX: 03-6424-5749 E-mail: ppsg@jca.apc.org |
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