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【PRIME後援研究会】「ベールの内側から届けたい、平和への想い 地雷対策を行うスタッフだから語れる アフガニスタン女性の本当のこと」

開催日 2013年11月27日(水)
時間 18:30~20:30(18:00受付開始)
会場 明治学院大学白金校舎本館4階1405教室
主催 AAR Japan[難民を助ける会]
参加費 一般 1000円、学生・AAR会員およびマンスリーサポーター 500円、明学生・教職員は無料
 (※参加費は資料代およびAARの支援活動のために活用させていただきます。)
定員 100名(事前にお申込みください)
スケジュール(予定) 18:30-AARアフガニスタン女性スタッフによる地雷対策活動報告
19:30-トークセッション「アフガニスタンの平和と安定のために何ができるか」
      (ファシリテーター:AAR理事長/立教大学社会学部教授 長有紀枝)
主催:AAR Japan[難民を助ける会]
後援:明治学院大学国際平和研究所[PRIME]

◇◇現場に立つ女性スタッフの生の声を聞いて下さい◇◇
 52分の1。何の数字だと思われますか?
 AAR Japan[難民を助ける会]は、2002年より世界有数の地雷汚染国アフガニスタンで、地雷から身を守るための講習会を行っています。この数字は、その講習会に参加した成人女性の割合です。活動開始からこれまでに約52万人が参加しましたが、うち成人女性は約1万人のみです。
 地雷対策の講習会に、なぜ成人女性の参加が少ないのでしょう。報告会の前半は、初来日する女性スタッフ2名が、男女隔離の習慣があるアフガニスタンの現場で女性が活動する難しさや、この活動にかける想いなどを語ります。そして後半は、アフガニスタン社会の平和と安定のため、NGOとして、個人として何ができるのか、参加者の皆さまと意見交換しながら、ともに考えたいと思います。

・AAR Japan[難民を助ける会]とは
 国連に登録された日本生まれの国際NGO です。1979 年にインドシナ難民支援を目的に設立。宗教や政治、思想に偏らず、アジア、アフリカなど14 ヵ国で活動しています。災害や紛争などの緊急支援、地雷や不発弾の対策、障がいのある方々への支援、エイズやマラリアなどの感染症対策や国際理解教育を中心に活動しています。アフガニスタンでは1999 年より地雷対策活動を開始。2002 年よりアフガニスタン人スタッフによるチームが村落を巡回しながら、AAR が独自に開発した視聴覚教材を駆使した講習会を開催しています。AAR による各種教材はアフガニスタン全土の学校で使われています。

【報告者紹介】
シャリファ・カカールさん:アフガニスタンで30 年の教師経験を持つ。「活活きとした表情で講習会に参加する女性たちを見ると、この活動がとても有意義であると感じます。アフガニスタンでは、ほとんどの県で地雷や不発弾が見つかります。できるだけ多くの人々に地雷や不発弾についての知識を身につけてもらいたいです」。4 児の母親

ムスカ・カカールさん:子どものころに紛争を逃れて隣国パキスタンに渡り、18 年間避難生活を送る。2003 年アフガニスタンに戻り、中断していた初等教育を終え、2009 年に同国の教員育成大学を卒業。「地雷対策活動は、暗闇にいる人々を照らす明かりです。この灯を絶対に消したくありません」。カブール市内で母親と9 人の兄弟と暮らす

【ファシリテーター紹介】
長有紀枝さん:AAR を通じて紛争下の緊急人道支援や、地雷禁止国際キャンペーン(ICBL)の地雷廃絶活動に携わる。「当日は、ここでしか聞けないアフガニスタン女性の声を、皆さまにお届けできれば幸いです」。立教大学大学院21 世紀社会デザイン研究科教授。立教大学社会学部教授

・お申込み
AARまでお電話、またはホームページから
Tel:03-5423-4511
HP:www.aarjapan.gr.jp

・お問い合わせ
明治学院大学国際平和研究所(PRIME)
TEL:03-5421-5652 
e-mail:prime@prime.meijigakuin.ac.jp
FAX: 03-5421-5653

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