開催日 | 2014年2月26日(水) |
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時間 | 18:30~20:30 |
会場 | 明治学院大学白金校舎 本館10階 大会議室 |
主催 | 明治学院大学国際平和研究所(PRIME)、広島市立大学広島平和研究所、ユンク科研グループ(「グローバル・ヒストリーとしての平和研究に向けてーアウシュビッツとヒロシマの記憶」科研費基盤研究(B)) |
協力: | 在日オーストリア大使館、ロベルト・ユンク未来問題図書館 |
主旨: | 反ナチ抵抗運動から反核・平和運動、そして反原発・環境運動へと、時代を通じて行動したロベルト・ユンクにとって、1657年と1960年の広島訪問は、彼の後半生を変えるほどの大きな意味をもつものであった。多くの被爆者との出会いにより、ユンクは原爆の恐ろしさや被爆者の苦しみを知り、また同時に廃墟から立ち上がる人間の希望をも見出したのであった。そしてユンクは、未来の世代の代弁者となることを決意し、核兵器や科学技術依存社会の恐ろしさを訴え続けるのである。ユンクの広島ルポ『廃墟の光』はヨーロッパの人々を揺り動かしただけでなく、佐々木禎子と祈り鶴の物語が小説化されるきっかけを作るなど、ヒロシマの世界化に多大な影響を与えた。本講演会では、まずドイツ語圏の反核兵器および反原発運動を概観し、ヒロシマがどのようにヨーロッパに伝わったのか解説する。ついでユンクの長男である作家ペーター・シュテファン・ユンクが父の生涯を振り返り、日本と深いかかわりを持ったユンクの声を伝える。 |
内容: | ①竹本真希子(広島市立大学広島平和研究所講師) 「ドイツ・オーストリアの反核平和運動および反原発運動とヒロシマ」 ②ペーター・シュテファン・ユンク(作家) 「ロベルト・ユンクの生涯」 ③質疑応答、討論 (当日は通訳が付きます。) |
参加費・事前申し込み | ※参加費無料。席に限りがございますので、下記アドレスまで、お申し込みをお願いします。 prime@prime.meijigakuin.ac.jp |
お問い合わせ先明治学院大学国際平和研究所(PRIME)http://www.meijigakuin.ac.jp/~prime/">www.meijigakuin.ac.jp/~prime/ TEL:03-5421-5652 |