開催日 | 2014 年5 月10 日(土) |
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時間 | 10:30~18:30 |
会場 | 白金校舎2号館2201番教室 |
主催 | 文学部フランス文学科 |
プルーストの『失われた時を求めて』が20 世紀に向けて切り開いた地平 ─ その広がりと深さ、その魅力と限界を、プルースト以外の作家や思想家の 視点から共同討議するのが本コロックの主旨である。 「作品」への、そして「人生」へのプルーストの問いとその言葉が、20 世紀 文学・思想の第一線の研究者たちによって、さまざまな角度から検討される。 いわば20 世紀フランスの精神史の地図に、プルーストを軸とした線をあらた に描きこむ試みである。 プルースト関連のコロックとしてはきわめて稀な試みであり、プルースト研究 者とそれ以外を専門とする者の、豊かでユニークな知的交歓の場となるだろう。 共催 同大学言語文化研究所・日本プルースト研究会 |
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〈開会挨拶〉10:30 湯沢英彦
〈午前の部〉10:35-12:35 司会:吉川佳英子 コメンテーター:湯沢英彦 齊藤 哲也(明治学院大) :記憶の諸相 ─ ブルトンとプルースト 武田はるか(東京大研究員) :声の在処 ─ プルーストとべケット 塚本 昌則(東京大) :プルーストの夢、ヴァレリーの夢 〈午後の部I〉14:00-16:00 司会:阿部宏慈(山形大) コメンテーター:坂本浩也(立教大) 澤田 直(立教大) :他者の現象学 ─ プルーストを読むレヴィナス、サルトル 岩野卓司(明治大) :プルーストと供犠 ─『 失われた時』のバタイユ流解釈 合田正人(明治大) :哲学と文学の小径 ─ プルーストと19-20 世紀フランスの哲学者たち 〈午後の部II〉16:15-18:15 司会:中野知律(一橋大) コメンテーター:小黒昌文(駒澤大) 石川美子(明治学院大) :〈小説〉を夢みるロラン・バルト 中村隆之(大東文化大) :失われた時のメタモルフォーズ ─ カリブ海フランス語文学とプルースト 野崎 歓(東京大) :大いなる遺産 ─ プルーストと21 世紀の小説 〈閉会挨拶〉18:15 吉川佳英子 |
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入場無料、事前申込は必要ありません。 直接会場にお越し下さい。 |
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お問い合わせ先明治学院大学フランス文学科共同研究室 TEL 03-5421-5221
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関連リンクhttp://www.meijigakuin.ac.jp/french/news/2014-04-07.html">http://www.meijigakuin.ac.jp/french/news/2014-04-07.html |