開催日 |
第1回:11月13日 (金) 第2回:12月11日 (金) |
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時間 | 各回共通 18:30~20:30 |
会場 | 明治学院大学 白金校舎 2号館 2302教室 |
主催 | 教養教育センター |
講師 | 野間 秀樹 (のま ひでき) 明治学院大学 教養教育センター客員教授講師 言語学者。2005年大韓民国文化褒章受章。2010年『ハングルの誕生』、第22 回 アジア・太平洋賞大賞受賞。2012年韓国のハングル学会より周時経 (チュ・シギョン)学術賞受賞。2014 年、編書『韓国・朝鮮の知を読む』 (クオン、韓国語版はウィズダムハウス)で第12回パピルス賞受賞。 著書に『ハングルの誕生』(平凡社)、『日本語とハングル』 (文藝春秋)、『韓国語をいかに学ぶか』(平凡社)、『韓国語 語彙と文法 の相関構造』(太学社:ソウル)など、編著書に『韓国語教育論講座 全4巻』(くろしお出版)、『韓国語学習講座 凜RIN』(大修館書店)など。 |
講演内容 | 第1回 ことばを問う ― 言語存在論が照らす、生きるための言語 比喩的に言うなら、世界の半分はことばでできている。世界のうちを〈話されたこ とば〉が生き、〈書かれたことば〉がうごめく。そして今日、言語が行われる場― 言語場(げんごば)―は驚くべき劇的な変容のただなかにある。同時代の私たちの 言語場ではいったい何が起こっているのか。今日、私たちはことばをいかに見据え ねばならないのか。西欧の言語学のみならず日本語や韓国語=朝鮮語をも視野に入 れた、私たちに必要な言語の原理論とは何かを探る。 第2回 ハングル ― 進撃の知 ハングルという文字体系はいかにして15世紀朝鮮語圏に誕生したのか。そしていか に発展してきたのか。いったい人の世に文字が生まれるとは、どういうことなのか。 仮名とは、漢字とは、アルファベットとは?〈 話されたことば〉はいかにして〈書か れたことば〉となりうるのか。ハングルの誕生と発展はなぜ〈知の革命〉なのか。ハ ングルを知の広野から照らすと、何が見えるのか。今日の私たちは何を学びうるの かを問う。 |
その他 | 申込不要、参加費無料となっております。是非お越しください。 |
お問合せ | 明治学院大学教養教育センター kkc@gen.meijigakuin.ac.jp |